中国メディア・今日頭条は18日、日本で生活していると感じられる、日本人の「恐ろしいところ」を紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は18日、日本で生活していると感じられる、日本人の「恐ろしいところ」を紹介する記事を掲載した。

 1つめに挙げたのは、「恐ろしいプロ意識」。記事は、「日本である程度の時間仕事をすると、日本人の仕事に対する真剣さ、細かさが想像を絶するレベルだということを感じられる。作業や加工の精度に対する追求、検査やチェックの細かさのほか、仕事の時間には仕事に関係ない話をしない、休憩終了のベルが鳴るとすぐに仕事場に戻るといった点にも仕事に対する真剣な態度が伺える。日本語には『一生懸命』という言葉があるが、この字面からもに日本人の努力のレベルが分かる」と説明している。2つめには、「恐ろしいサービス意識」を挙げた。

 3つめは「自律の意識」が恐ろしいとしている。その例として示したのは、列に並ぶことだ。記事は「行列は日本では重要だ。乗り物に乗るにも、公園の遊具で遊ぶにも、飲食店で食事をするにも、トイレを使うにも列に並ぶ」とした。また、多くの商店が防犯システムなしに商品を並べているにもかかわらず商品を盗まれる確率が低いこと、新幹線などを利用した際に自分のゴミを持ってホームに降り、ホームのゴミ箱に分別して捨てるといったことからも、日本人の自らを律する意識の高さが伺えると説明している。

 4つめは、「恐ろしい研鑽精神」だ。日本人は世界の技術発展の状況に注目して最新の技術を絶えず学ぶ続けているとし、さらに自前の技術を融合させる、あるいはニーズに合わせて技術改良を行ってより良いものを作り上げる能力に長けていると伝えた。

 そして、5つめは「恐ろしいまでに極致を求める精神」とした。「日本人の生活や仕事において極致を求める精神は、われわれが模倣する価値のあるものだ。日本ではどんな職業でも、どんな仕事をしていても、自らの専門分野でトップに立てれば、社会でかなり高いステータスを得られるのだ」と解説している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)