炙る工程を加えることでジャガイモの風味を閉じ込め旨味を一層引き立てた新製法のグランカルビー

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2014年のオープン以来、阪急うめだ本店のみならず、大阪を代表する“プレミアムお菓子”として高い人気を誇っている「グランカルビー」。誕生から3年を経た今年、ジャガイモの旨味をさらに追求した新製法のポテトチップスが12月1日(金)から登場した。

【写真を見る】「北海道バター味」(580円)は芳醇な風味と優しい甘さが魅力/グランカルビー

「グランカルビー」を進化させた新製法とはなんと“炙り”。従来の“揚げる”工程の後に、ジャガイモを炙ることで、風味を閉じ込め、旨味を一層引き立てた新感覚のポテトチップスが完成した。

しかし今回のバージョンアップは、一筋縄ではいかない試行錯誤の連続だった。もともと阪急バイヤーの発案からスタートした“炙るポテトチップス”の開発だったが、ポテトチップスを炙る(焦がす)というのは、業界ではタブーとされてきたこと。当初はカルビー社内でも賛否両論が巻き起こったとか。

社会会議を何度も開き、品質面、生産面などの問題をクリアし“いざ商品化&発売へ!”と思いきやさらに大きな問題に直面。揚げたジャガイモを炙り加工する機械がなかったのだ。そのためカルビーは炙る設備を探し出し、ポテトチップスを炙るためにカスタマイズしたカルビーオリジナルの炙り機を開発・導入した。

開発期間1年を要し、満を辞して商品化が実現した“炙るポテトチップス”は、これまでの「グランカルビー」と比べて旨味と香ばしさがアップ。フレイバーごとに炙り時間や温度などを変えるこだわりようだ。

今回、商品としてラインナップされているのは「カマンベールチーズ味」「北海道バター味」「しお味」「マロン味」「ローストビーフ味」「トマト&バジル味」の全6種類(15g×4袋 各580円)。「北海道バター味」「しお味」といった定番のフレイバーから、「カマンベールチーズ味」などのワインと一緒に愉しみたい大人の味まで幅広くスタンバイ。特に注目は「マロン味」で、マロンの香りとミルクのコク、さらに洋酒の風味が効いていて、まるでスイーツを食べているような新鮮な感覚が味わえる。

阪急うめだ本店×カルビーのコラボレーションから誕生した新製法のプレミアム・ポテトチップスをぜひご賞味あれ!【関西ウォーカー/スズキヒロシ】(関西ウォーカー・スズキヒロシ)