ナダルが2018年初に豪で「短縮テニス」に挑戦へ

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21歳以下の選手で行われるツアー最終戦「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」が今年、初めて行われたが、新しかったのは「若手最強を決める」というコンセプトだけではなかった。いくつかの新しいルールの導入が試みられており、その点でも注目を集めた。

「ホークアイ」として知られる自動ライン判定システムの導入など大きな変更点とともに、試合時間の短縮につながるルールも注目を集めた。

■ノーレット、ノーアド、4ゲーム1セット

具体的には、サーブの際にネットと接触した後にボールがサービスボックスに入るとレットとして通常はやり直しになるところを、そのままプレーに入るといった変更だ。

ほかにも、デュースの際には通常、2ポイントを連取しなければゲームを取れないところを、デュースからの1ポイントで決着させることにするほか、1セットを通常の6ゲーム先取から4ゲーム先取とするといった変更もあった。

加えて、従来の6ゲーム先取の1セットでは6-6でタイブレークを行っていたところを、ゲームカウント3-3になった時点で、タイブレークを行い、より短い時間で決着するゲームの形式で行われ、試合の短縮化につながった。

■ナダルが短縮化ルールを採用するエキシビジョン「FAST4ショウダウン」に参戦

今回、ラファエル・ナダル(スペイン)は、「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」で採用された試合を短縮するルールと非常に似通ったルールで行われる「FAST4ショウダウン」に参加する見通しだ。「アピア国際シドニー」が公式サイトで明らかにした。

その「FAST4ショウダウン」は2015年以来、行われてきたイベントで、2018年で4度目の開催となるが、ルールについては「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」で採用されたゲーム進行のルールとも少し異なる。

今年の実績では、まずスコアを、15、30、40、ゲーム(あるいはデュース)と数えるのではなく、よりシンプルに1、2、3、ゲームと数える一方で、レットはそのままプレー続行となる点は「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」と同じだ。

また、「ノーアド」のルールも採用されており、試合時間を短縮する結果につながりそうだ。

タイブレークも同様に短縮される形となり、従来は7ポイントを先取すれば獲得できたところを、5ポイント先取となった。また、従来のタイブレークでは6-6となった後は2ポイントの差がつくまで継続していたところを、4-4となった際には「ノーアド」と同様に、次のポイントを獲得した側がタイブレークを獲得したことになるという。

加えて、こちらも「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」と同様に、1セットは4ゲーム先取で行われるなどの規則がルールとして、採用された。

2018年の「FAST4ショウダウン」は1月8日に行われる予定で、ナダルのほかに、ニック・キリオス(オーストラリア)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)らも出場を予定している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2016年のFAST4でプレーするナダル
(Photo by Brendon Thorne/Getty Images)