「同じ」点を探せば、帰納法や演繹法が理解できる

写真拡大

日本人が苦手としている論理的な考え方――。実は、そのエッセンスはすでに義務教育で習っているという。受験戦略家であり、『ビジネスで差がつく論理アタマのつくり方』の著者・平井基之氏が、簡単に身につく論理的な思考法のポイントを解説する。

「同じ」「違う」「順番」が
論理思考の基本

 論理という言葉を辞書で調べてみると、「考えや議論などを進めていく筋道」と書かれています。つまり「Aがあって、次にBになって、ということはCになるから……」と考えていく筋道のことです。

 お気づきでしょうか?

 論理思考は1つの物事にとどまっていては不可能です。Aだけにとどまっていては、話が発展しないのです。必ず複数の物事が登場します。Aの後にBという結論が導かれ、次にCになり……と、次々に話題が転換します。

 だから、複数のものや条件を比較することが基本になります。

 そのときに、非常に役に立つのが、「同じ」「違う」「順番」です。

 共通点を探し、異なる点を探し、関係性を探る。2つのものを比較するときに、これ以上シンプルで、本質的な表現はありません。

「同じ」「違う」「順番」を徹底的に意識して物事を捉えていくのが、論理思考の最短ルートです。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)