泣きじゃくる子どもに親がすべき正解はこれだ

写真拡大

『アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉』がダイヤモンド社から発売されたことを記念して、20万部突破の第一弾『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』を特別公開します。アドラーの厳しくもあたたかい言葉に、あなたも勇気づけられてください。

甘やかすと相手の勇気を奪ってしまう。
独り立ちの練習をさせよ。

 0歳児の頃からすでに子どもはライフスタイル(=性格)を築き始めます。もしも、子どもが泣きわめく度に親が抱き上げ機嫌を取ることを繰り返せば、子どもは「泣けば甘やかしてもらえる」ことを覚えるでしょう。また、自分は「ちやほやされるのが当然である」と思うでしょう。そして、周囲がちやほやしてくれない時に孤独を感じるようになるでしょう。
 しかし、子どもはいつまでもちやほやされ続けることはできません。自分の面倒を自分で見られるようにならなくてはなりません。それまでの間ずっと甘やかされ続けた子どもは、独り立ちせざるを得ない場面に出合った時に、おそらく強い挫折を感じることでしょう。なぜならば、まだ独り立ちをする準備ができていないからです。
 親が子どもを信頼し、独り立ちできるという可能性を信じているならば、0歳児の頃から子どもを過保護に甘やかさないよう注意しなくてはいけません。 子どもが泣き叫んでかんしゃくを起こしても、それに負けずに、泣きたいだけ泣かせておけばいいのです。そして、おもちゃを与え、一人遊びができるように準備させる。それこそが子どもに対する勇気づけになるのです。少し泣いたからといって、すぐに抱き上げちやほやとする。それは子どもの独り立ちを邪魔する勇気くじきです。勇気づけとは、子どもが自分の力で困難を克服できるような活力を与えることです。決して子どもの要求をなんでも聞き入れることではありません。

※本連載は日曜日以外の毎日更新します。