19日、韓国メディアによると、フィリピン政府がフィリピン軍現代化計画の一環として、韓国製の最先端兵器の大量導入を決めた。その中には韓国製軽攻撃機「FA−50」の追加購入も含まれているという。資料写真。

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2017年12月19日、韓国日報によると、フィリピン政府がフィリピン軍現代化計画の一環として、韓国製の最先端兵器の大量導入を決めた。その中には韓国製軽攻撃機「FA−50」の追加購入も含まれているという。急速な経済成長により世界の兵器市場の巨大な買い手になりつつある東南アジア地域において、韓国防衛産業の地位がさらに強化されることが期待されている。

フィリピンのカルロス・ドミンゲス財務大臣は14日、韓国日報のインタビューで韓国製の軍事物資を導入する方針を明らかにした。フィリピン政府による「FA−50」の追加導入の可能性についてはこれまでさまざまな報道が出ていたが、閣僚級の人物が追加購入計画を明かしたのは初めてだという。

ドミンゲス財務大臣は「ドゥテルテ大統領がFA−50の性能について『大変満足している』と述べたことがあり、その後から国防長官の指示で追加導入に向けた準備が進められている」と説明した。また、「FA−50以外にもコストパフォーマンスの高い韓国製軍事物資の購入も検討している」と述べたという。ドミンゲス財務大臣は具体的な導入規模については言及しなかったものの、消息筋によると、最低でも2億ドル(約225億円)は超えるとみられている。

また、韓国では「FA−50の追加購入をきっかけに、フィリピンが韓国製ヘリコプター『スリオン』の初の海外輸出国になる」と期待する声も出ている。東南アジア地域の防衛産業事情に詳しい関係者は「韓国ではスリオンの性能をめぐる論争が広がっているが、インドネシアやフィリピンは相変わらずスリオンに高い関心を寄せている」と説明した。他の関係者も「スリオンは『氷点下数十度の環境で正常運用できない』ことが指摘されているが、熱帯気候の東南アジアでは全く問題にならない」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーからは「良いニュースだ」「韓国政府がやっとまともな外交をするようになった」「より完璧な状態にしてもっとたくさんの兵器を輸出しよう」「中国に依存するのではなく東南アジアにも目を向け、輸出の多角化を進めるべき」「フィリピンは友邦。今後も積極的に協力していかなければならない」など称賛や期待の声が寄せられている。

そのほか、「北朝鮮によるミサイル発射は悪いことばかりではない。そのおかげで韓国の軍事技術の高さを世界が知ったのだから」と主張する声や、「熱帯気候とはいえ、未完成の状態でスリオンを輸出するのは怖い。国の恥をさらすことになるのでは?」と指摘する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)