握手を交わす台湾日本関係協会の邱義仁会長(左)と日本台湾交流協会の大橋光夫会長

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(台北 19日 中央社)台湾と日本が海洋協力について話し合う「台日海洋協力対話」の第2回会合が19日、台北市内で始まった。海難救助や海洋科学研究などのほか、沖ノ鳥(日本名:沖ノ鳥島)周辺の漁業問題についても協議されるとみられている。台湾の対日本窓口機関、台湾日本関係協会の邱義仁会長は開幕式で、台湾と日本の間には「海洋問題が多く存在する」としながらも、対話を積み重ねれば「最終的には解決できるはずだ」と期待を示した。

日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の大橋光夫会長は、2013年に発効した「日台漁業取り決め」に言及。締結まで17年を要したことに触れながら、複雑な問題でも双方が大局的な視点で話し合いに臨めば克服できるだろうと意欲を示した。

台湾側は台湾日本関係協会の張淑玲秘書長が団長を務め、行政院(内閣)農業委員会漁業署や海岸巡防署(海上保安庁に相当)、外交部(外務省)の職員が参加。日本側からは、外務省や海上保安庁、水産庁、文部科学省の職員が出席している。

会合は20日まで行われる。関係筋によれば、会合終了後に台湾と日本間で海難救助での協力に関する覚書が交わされる見込み。

初会合は昨年10月31日に東京都内で開催された。だが、沖ノ鳥周辺海域の漁業問題に関して大きな進展はなかった。

(侯姿瑩/編集:楊千慧)