Xperia XZ Premiumの「写真が歪む問題」がアップデートで解消!:旅人目線のデジタルレポ 中山智
旅人ITライターの中山です。以前この連載で『Xperia XZ Premiumの「写真が歪む問題」考察、ソニーモバイルの回答』という記事を公開しました。

これはポスターやタイルなどをXperia XZ Premiumで撮影すると直線が歪んで見える問題で、ソニーモバイルからは「レンズやセンサーの特性」との回答でした。

その Xperia XZ Premium(ドコモ版SO-04J)で Android 8.0へのアップデートが始まり、3Dクリエイターやピクチャー・イン・ピクチャーといった新機能に加えて、「静止画歪み補正機能」が搭載されました。
▲カメラアプリの設定メニューに「静止画歪み補正機能」が追加された

 「静止画歪み補正機能」はカメラの設定メニューに追加されており、標準ではオフになっています。静止画歪み補正機能をオンにすると、撮影した画像を自動で編集して歪みを少なくするというもの。実際に機能を使って撮影してみると、確かに歪みはなくなり直線はまっすぐ描かれるようになっていて、その効果はしっかりとあらわれています。

●「静止画歪み補正機能」オフで撮影


●「静止画歪み補正機能」オンで撮影


 ガイドラインとして直線を引いてみるとよくわかりますが、「静止画歪み補正機能」オフで撮影すると、中央付近がすぼまって糸巻き型に歪んでいます。一方「静止画歪み補正機能」をオンにすると、タイルのラインはほぼガイドラインどおりまっすぐです。

●「静止画歪み補正機能」オフで撮影


●「静止画歪み補正機能」オンで撮影


 直線がしっかりとまっすぐ撮影できるので、掲示物を撮影したり、印刷物を複写するといったときには、より自然な仕上がりにできます。ただしソニーモバイルによると、あくまで補正機能なため本来の画質と比べると若干影響があるとのこと。

風景やポートレート、食事など普段の撮影は「静止画歪み補正機能」をオフにしておいて、掲示物や印刷物の複写時にはオンにするといった使い分けをしたほう良さそうです。

●「静止画歪み補正機能」オフで撮影


●「静止画歪み補正機能」オンで撮影


 ソニーモバイルは今回の機能追加について、「市場のフィードバックより、補正機能を付けてほしいというお声も一部いただいておりましたため、ご要望を下さったお客様に向けて選択肢をご提供すべく、この度のアップデートに合わせて「静止画補正機能」を追加いたしました」と説明。筆者も以前の記事で補正機能が欲しいと書いており、Xperia XZ Premiumユーザーとしてはうれしい対応です。

 カメラ好きからは「レンズの歪みもカメラの個性」という声もあり、個性を活かした撮影も重要です。その一方で、商品撮影などでは歪みをおさえて被写体そのものを見たままに撮れることも重要。Xperia XZ Premiumは、「静止画歪み補正機能」でその両方に対応できるようになったというわけです。