真飛聖、冨手麻妙、西岡徳馬、江波杏子ら 松坂桃李×三浦大輔監督『娼年』全キャスト発表

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 主演・松坂桃李、監督・三浦大輔のタッグで映画化される『娼年』の全キャストが発表された。

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 本作は、2001年の直木賞候補となった石田衣良の同名小説を映画化した人間ドラマ。バーでのバイトに明け暮れる、無気力な生活を送っている主人公・リョウが、秘密の会員制ボーイズクラブ“パッション”のオーナーである御堂静香に出会い、“娼夫”として仕事をしていくなかで、次第にやりがいを見つけていく模様を描く。

 このたび出演が発表されたのは、主人公リョウ役の松坂に続くキャスト陣。リョウを見出す御堂静香役を真飛聖、静香の娘・咲良役を冨手麻妙が演じる。リョウが“娼夫”として出会うさまざまな客たちには、わけありの泉川夫妻の夫役に西岡徳馬、上品な老女役を舞台に引き続き江波杏子が務める。そのほか、リョウの同級生・シンヤ役に小柳友、同じクラブで働くアズマ役に猪塚健太、そしてリョウに欲望を引き出されていく女性たちに、桜井ユキ、馬渕英里何、荻野友里、佐々木心音、大谷麻衣、階戸瑠李らが名を連ねた。

・真飛聖(御堂静香役)コメント

人は大人になるにつれ、心に抱えている思いを吐き出しにくくなるものですが、この「娼年」という作品は、そんな女性たちの心の闇、そして生きていく中で本当は切っても切れない性(さが)を大胆かつ繊細に描いています。私の演じる御堂静香も、それぞれの登場人物も欲望から生まれる葛藤、心のきびというのはとてもリアルで生々しささえ感じますが、実はその中にある日常ではなかなか理解しがたい様々な愛の形がそこには存在していて、それを通してひとりの男性が人として成長していく姿はとても魅力的です。映画館に見に行く勇気を一歩踏み出していただけたら、そこに映しだされるものはきっと共感できる、愛おしい世界だと思います。

・冨手麻妙(咲良役)コメント

咲良役を演じさせていただきました冨手麻妙です。『娼年』と出会ったのは去年の夏、三浦大輔監督によって舞台化されるというお話を聞いた時でした。舞台版はオーディションに落選してしまい、物凄く悔しい思いでいっぱいでしたが、今回再び三浦監督が映画化されるということで再チャレンジさせて頂き、原作を読んだ時からどうしてもやりたかった咲良役で選んでいただきました。『娼年』に出てくる人々は皆、どこまでも優しく、私は撮影している時はもちろん、完成された映画を見たあと、心が温かくなったというか、優しい気持ちになりました。家族やカップル、友達同士で見に行って、あえて別々の席に座って、見終わった後、この映画について色々語り合って欲しい、そんな見方ができる映画です。

・西岡徳馬(泉川役)コメント

三浦監督より熱いラブコールをいただき、原作を読み脚本を読みましたが、『この役は何故に俺なのか??』と不思議に思いました。役者は『オファーがあれば喜んで演じさせてもらいたい!』と思うものですが、『しかしこの役は・・?』と、疑問がわきました。あまり突っ込むのも野暮なので、『わかりました。とりあえず衣裳合わせで。』とお返事しました。衣裳合わせ当日では当たり前のことですが、すぐに衣裳合わせが始まり、『この役は何故に・・?』の会話はできませんでした(笑)。きっと、西岡徳馬がこの役を演じたら面白い!と思われたからでしょう。しかしこの“面白い”というフレーズが曲者で、皆それにのせられるのです。所詮役者は演出家の駒。でも、ただでは転ばないぞ!ともがき遊ぶのが役者。この戦いもたっぷり遊ばせてもらいました! 三浦く〜ん! ありがとう!! 兎にも角にも、全出演者が実に真面目に誠実にこの映画に取り組んでいることが良くわかりました。素晴らしい人間模様の作品になりましたね。

・江波杏子(老女役)コメント

歳を重ねた老女役を舞台、映画と参加させて頂きました。三浦監督の真摯な演出空間に全身を預け、その静謐にて清澄な、そして深く神秘な地熱、どこか怖い甘やかな心地良さに導かれ、年齢(よわい)を重ねた我、女優は真に演じさせて頂きました。どこか怖い甘やかな二日間の撮影現場。幸福な愉悦な時間でした。

※西岡徳馬「徳」は旧字体が正式表記。

(リアルサウンド映画部)