18日、東京地裁で開かれている中国人留学生殺害事件の裁判が6回目を迎えた。資料写真。

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2017年12月18日、東京地裁で開かれている中国人留学生殺害事件の裁判が6回目を迎えた。自メディア(新興メディア)・東京新青年によると、被告は「このような事件を起こしたことを日本の皆さまにおわびします」と語ったという。

中国籍の陳世峰(チェン・シーフォン)被告は昨年11月3日、当時24歳だった女子留学生、江歌(ジアン・ガー)さんを東京都中野区のアパート前で殺害したとして殺人、脅迫の容疑で逮捕、起訴された。

記事によると、18日の裁判で検察は懲役20年を求刑し、江歌さんの母親の代理人を務める弁護士は江歌さんに殺害される理由がないこと、被告が反省の色を示していないことなどを例に挙げて死刑を求めた。

裁判中、被告の弁護人が「殺人未遂の中で最も重い刑罰(死刑)を求める気持ちは理解できます」と述べた際、江歌さんの母親が「被告の無罪を求めます。この場で釈放して!」と激高し、泣き出す場面もあったそうだ。これは、「自分の手で敵を討ちたい」との気持ちが働いたものと見られている。

中国語で陳述を行った陳被告は被害者らに対する謝罪の言葉を口にし、江歌さんの母親に対しては「この事件が『おわび』という概念を超えたものであることを知りました。一生、心を痛めながら暮らしていかれることを理解しています」などと発言。さらに「このような事件を起こしたことを日本の国民の皆さまにおわびします。逮捕から裁判に至るまで多額の税金を使わせてしまいました」とも語り、最後に江歌さんの母親に土下座してわびたが、母親は「受け入れられない!」と大声を上げたという。(翻訳・編集/野谷)