洗濯にお風呂の残り湯を使う人は多くいますが、一方で、「汚れたお湯だから」と抵抗を覚える人もいるようです。確かにお風呂の残り湯には汚れが浮いていますが、そこまでは汚れていない気もするし、何より大量のお湯を捨てるのは勿体ないですよね。そこで、お風呂の残り湯を洗濯に使うメリットとデメリットについて見てみましょう。

メリット1.節水や節約につながる

お風呂の残り湯を使う大きなメリットが、節水と節約です。洗濯機を使う時は、洗濯槽に溜めるために多くの水を必要とします。小さな洗濯機でも50リットルは必要。1回の洗濯にはこれに加えてさらにすすぎの分の水まで必要ですから、水道料金も決して安くは済みません。これを考えたとき、お風呂の残り湯を使うと大きな節水・節約になるのです。すすぎの工程には水道水を使うとしても、最初の洗濯槽に溜める分の水は残り湯からまかなえます。そのためお風呂の残り湯を使う場合と使わない場合では、水道料金が倍近くも変わるのです。

メリット2.温かいお湯で汚れが落ちる

衣類に限らず、多くの汚れは水よりもお湯で洗った方がよく落ちます。お風呂の残り湯には「汚れが浮いている」というイメージがありますが、むしろ水道水と比べてある程度の温度があるため、衣類の汚れを効率的に落とすことができるのです。もしもお風呂の残り湯が汚かったとしても、洗濯物は残り湯で洗った後に水道水ですすげば十分に綺麗になります。汚れを落としたいからと言ってわざわざ水道水を温めるために電力を使わなくて良いので、お風呂の残り湯洗濯は電気代の節約にもなりますよ。

デメリット1.残り湯には雑菌が繁殖している

お風呂の残り湯は温度があるため衣類の汚れを効率的に落とせます。しかし残り湯自体には雑菌がある程度繁殖しているのも事実です。むしろ温度のあるお風呂の残り湯は、冷たい水と違って雑菌が繁殖しやすい環境が整っています。入浴人数が増えれば増えるほど菌の数は増える傾向にあるため、一晩置いた残り湯などは特に多くの菌が棲みついています。ですから、お風呂の残り湯を洗濯に使うときはなるべくその日のうちに済ませてしまうと良いでしょう。1日以上放置された残り湯は使わない方が無難です。

デメリット2.洗濯物にニオイがつくことがある

浴槽が汚かったり、放置しすぎて菌の繁殖した残り湯を使ったりしたときには、雑菌が洗濯物にも付着してしまうことがあります。そうなると洗濯物に嫌なニオイがついてしまいます。これを防ぐには、残り湯からできるだけ汚れや髪の毛を取り去ることが大切です。また、残り湯洗濯に向いた洗濯洗剤や柔軟剤を使うのもおすすめですね。


writer:さじや