香港のGPUメーカー「Inno3D」が、仮想通貨マイニング用のアクセラレーター「P104-100 GPU Mining Accelerator TwinX2」を9枚使って構成するマイニングキット「MC3865-9-104」を発表しました。天井知らずの高騰を見せるBitcoinやイーサリアムなどの仮想通貨マイニング需要が、相場上昇に伴って高まっているようです。

Experience INNO3D @ CES 2018

http://www.inno3d.com/news_detail.php?refid=405

INNO3D launches new P104-100 Crypto-Mining Accelerator

http://www.inno3d.com/news_detail.php?refid=404

Inno3D Launches New Crypto-Mining System

http://www.tomshardware.com/news/inno3d-crypto-mining-system-mc3865-9-104,36133.html

Inno3Dは2017年12月12日に、NVIDIA GeForce GTX1070ベースのマイニング向けアクセラレータ「P104-100 GPU Mining Accelerator TwinX2」を発表しました。P104-100は、GTX1070GPUベースでCUDAコアを1920基搭載。GPUコア周波数をGTX1080並の1607MHzまでオーバークロックしつつ、メモリをGDDR5(8GB)からGDDR5X(4GB)に変更しており、GTX1070とGTX1080の中間の能力を持つGPUアクセラレータです。



P104-100のインターフェースはPCE-Express(X4)、補助電源は8PIN×1で消費電力は180W。アクセラレータなので外部出力端子はなし。グラフィックボードではなくマイニングに特化したGPUカードです。Inno3Dによると、P104-100はイーサリアムを35MH/sで、Zcashを470Sol/sで、Moneroを660H/sでマイニングするとのこと。



Inno3DはアクセラレータP104-100に続いて、アクセラレータカードを9枚搭載できるマイニングシステム「MC3865-9-104」を発表しました。MC3865-9-104はCPUにIntel Celeron 3865U、4GBのDDR4-2133 SO-DIMMメモリ、64GBのM.2(SATA)SSDを搭載しており、ネーミング通り、P104-100を最大で9枚搭載することが想定されています。P104-100が9枚の構成では、1万7280基のCUDAコアと36GBのGDDR5Xメモリという強力なGPU性能を持つアクセラレータとして機能します。



P104-100を9枚引き受ける電源は外付けタイプ。ワット数などの詳細については記事作成時点では不明ですが、Tom's Hardwareは1500W以内と予想しています。



強力な仮想通貨マイニングシステムを構成できるMC3865-9-104の価格や発売時期についてInno3Dは2017年内に発表する予定。さらにMC3865-9-104実機は2018年1月9日からアメリカ・ラスベガスで開催されるエレクトロニクスショーCES 2018に出展されます。