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米Facebookは12月18日 (現地時間)、エンゲージメントベイト対策の実施を発表した。価値のある情報が優先的に共有されるように、エンゲージメントベイトを用いた投稿の評価を引き下げる。

「いいね!」、タグ、共有、コメントといったユーザーのアクションによってソーシャルネットワーキングサービス上で価値のある情報が拡散していくが、そうしたアクションを作為的に獲得する行為がエンゲージメントベイトである。たとえば、「痩せる」「彼女・彼氏を作る」「昇進する」「引っ越しする」といった選択肢を用意して「あなたの2018年の目標に投票して下さい」と投票を促す (投票ベイト)。または「この新モデルをゲットできるチャンスを得たければ、10人の友達に共有!」(共有ベイト)、「私と同じぐらい音楽が好きな方は"YES"とコメントお願いします!」(コメントベイト)など。こうした行為はサービス規約違反ではないものの、ニュースフィードで優先されるべきコンテンツではない。評価の引き下げによって、エンゲージメントベイトを用いた投稿がニュースフィードに現れる可能性が低くなる。

Facebookは何十万ものエンゲージメントベイトの投稿を収集・分類して機械学習モデルを完成させた。多種多様で巧妙なエンゲージメントベイトを効果的に検出できる一方で、行方不明者の捜索に関する情報の拡散や旅行のTipsの募集など支援やアドバイスを求める投稿は評価引き下げから除外する。

Facebookページについても、意図的または繰り返しエンゲージメントベイトが行われているページについてはページ単位で評価を引き下げる。ただし、ページに関しては、新しいアルゴリズムにパブリッシャーが対応準備できるように数週間後からの運用になる。

近年Facebookはニュースフィードの質の改善させるために、スパム的な行為、紛らわしい表現や誇張などの抑制に努めている。昨年の夏にはクリックベイト対策を強化、今年の5月には低品質なWebページへの誘導を削減する対策を講じている。