火を囲んでコーヒーを飲んだり、マシュマロを焼いて食べたりできる/(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二

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焚火を中心に気軽にアウトドアを体験できるスポットとして、2017年5月藤野(神奈川県相模原市)にオープンした「TAKIBI CAFE WILD BR'ESSE(タキビ カフェ ワイルド ブレス)」は、昔のアメリカの田舎を再現した空間。暖かいのはもちろん、眺めるだけで心なごむのが魅力の焚火のほか、絶品グルメやアクティビティを楽しめて一日楽しめるスポットだ。

【写真を見る】誰でも体験OK!薪割りしてストレス発散!?/(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二

■ 自分で割った薪を燃やして焚火を囲もう

入口を入ると、すぐ目の前に焚火スペースが!

「炎を眺めながら心も体もリラックスしてほしい」と開業。ログハウス風の建物などはすべてオーナーやスタッフの手作りだ。焚火は常時火がついており、自由に座って楽しめる。ここでは、マシュマロを焼いて食べたり、豆を砕いて煮出すカウボーイ式のコーヒーも飲むことができる。

そして、ここならではの醍醐味の1つが薪割りだ。

奥に専用のスペースがあり、自由に誰でも薪割りを体験できる。やったことがなくても、しっかりとスタッフがサポートしてくれるので安心。初めは難しいと感じるかもしれないが、慣れてくると快感!これだけを目的に来る人もいるのだとか。

■ いろいろなアクティビティが充実!

焚火でゆっくり過ごすのももちろんいいが、ほかにもいろいろな過ごし方ができるのがここの特徴。

ポニーとミニチュアホースが計2頭いて、のびのびとくつろぐ姿を見られる。スタッフに声をかければふれあいもOK。2018年春からは、乗馬体験も開始予定だ。

ロサンゼルス発祥の二輪ブレイブボード(60分1,000円。食事利用で500円)にも挑戦してみよう。スタッフが丁寧に乗り方を教えてくれるぞ。

県内ほぼ唯一のATV四輪バギーは、免許がなくても15分1,000円で体験可能。 グラウンドをさっそうと走り回ろう!操縦できれば大丈夫なので、利用可否はスタッフに問い合わせを。

ちょっと休憩したくなってきた時は、屋外に設置されたハンモック(無料)でのんびりくつろごう。

■ フレンチシェフが作る本格グルメに感動

このアウトドア空間で食べられる料理にも、注目のポイントが。

同施設のシェフを務めるオーナーは、なんとフレンチの巨匠と呼ばれたという木村三喜氏。ニコニコとフレンドリーな人柄で親しみやすいが、木村氏が作り出す料理の数々はどれもフレンチのエッセンスが入った本格派。

スープや、BBQのタレ、サンドイッチのソース…どれもこだわりの強い自家製だ。

■ モービルハウスは歌姫の衣装も手掛けるレザーブランドのショップ兼工房

敷地内にある1950年代のモービルハウスは、レザーブランド「EARLY MOUNTAIN WORKS」のショップ兼工房「EMW LAND HOUSE」。

手がけるのは、共同オーナーの金子友弥氏。金子氏は、国内外の著名歌手の衣装を手掛けるほか、ファッションショーでも活躍するスゴ腕の持ち主。ジャケットや小物などを製作、販売していて、奥には工房もある。

ショップ、レストラン、アクティビティ…盛りだくさんの焚火カフェで冬の休日を過ごしてみては?【横浜ウォーカー】(横浜ウォーカー・構成:奥村沙枝奈、取材・文:岡田知子(Bloom))