南京大虐殺記念館からほど近い場所にオープンした「大開沙界」というレストランの店名が問題になっている。

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2017年12月17日、澎湃新聞によると、江蘇省南京市の博物館で追悼施設でもある南京大虐殺記念館からほど近い場所にオープンした「大開沙界」というレストランの店名が問題になっている。

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「大開沙界」は野菜中心のヘルシーメニューを取りそろえた健康志向のレストランだが、この店名は発音が「大開殺戒」と同じで、「大虐殺を行う」という意味にも取れる。

地元住民の間から、「南京でこのような店名のレストランを開くことは、被害者を冒とくするようなもので、住民感情も逆なでする」との声が上がっており、市の監督部門が調査に乗り出した。

店のある地区の市場監督管理局の責任者は、店名は国の認可を受けて商標が登録されており、法的には使用に問題はないとしたが、「店は南京大虐殺記念館から近い場所にある上、12月13日は事件から80年ということもあって、この商標の使用は好ましくない」と指摘。看板などの文字を隠すか看板を取り外すように要請したという。

大開沙界の創業者は「今後どうなるか予想ができない。問題が拡大しないことを願うだけだ」と話しているという。(翻訳・編集/岡田)