法廷に向かう李被告=18日、ソウル(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】韓国・朴槿恵(パク・クネ)前政権で起こった国政介入事件で朴前大統領と長年の知人、崔順実(チェ・スンシル)被告への贈賄罪などに問われ、一審で懲役5年の実刑判決を言い渡されたサムスングループ経営トップのサムスン電子副会長、李在鎔(イ・ジェヨン)被告の控訴審が、早ければ27日にも結審する見通しだ。9月28日に二審の初公判が行われてから3カ月となる。

 ソウル高裁は18日に開かれた李被告の公判で「27日に被告人の尋問と検察による論告求刑、弁護人の意見陳述、被告人の最終意見陳述を行う」との方針を明らかにした。

 高裁は朴前大統領に証人として出席するよう求めているが、朴氏は健康問題を理由に本人の裁判にも出廷しておらず、李被告の公判に出てこない可能性が高いとみて、欠席した場合はそのまま結審すると説明した。

 また、万一時間が足りず27日の結審が困難になれば、28日も開廷して全ての手続きを終えるという。

 予定通り今月27〜28日に結審すれば、来年1月末ごろに判決が言い渡される見込みだ。通常、判決公判は結審してから2〜3週間後に開かれる。

 ソウル高裁は20日に崔被告を証人として呼び、22日に書類を対象にした証拠調査を終える計画だ。

 崔被告は7月にも李被告の一審に証人として呼ばれたが、娘のチョン・ユラ氏が先に出廷して証言したことに対し、韓国政府から独立して自身の国政介入事件を捜査した特別検察官チームを信用できないとして証言を拒否し、証人尋問が正常に行われなかった。