【ソウル聯合ニュース】北朝鮮核問題を巡り1994年に締結された「米朝枠組み合意」の交渉で米国側首席代表を務めたロバート・ガルーチ元米国務次官補は18日、ソウルの国会議員会館で講演し、北朝鮮との「前提条件のない対話」に言及したティラーソン米国務長官の先の発言を信頼すると述べた。

 ガルーチ氏は米ジョンズ・ホプキンズ大米韓研究所の所長を務めている。

 ティラーソン氏は先週の講演で「前提条件なしで北朝鮮との最初の対話をする用意がある」と述べたが、ホワイトハウスは翌日「われわれは対話の可能性を開いているが、北朝鮮がまず追加挑発を自制し、非核化に向けた真剣で意味のある行動を取るべきだ」と異なる立場を示した。

 ガルーチ氏はこれについて「意図したものではない」とし、トランプ政権は過去の政権に比べメッセージを調整して伝えることができずにいるため、今回のような食い違いが起きると指摘した。

 ただ、「今、一貫した明確な立場が出されるとは見なしにくく、こうしたメッセージは変わると思う」とし、「ティラーソン長官の発言により大きな信頼を置きたい」と強調した。