16日、中国メディアの新華社が、日本の給食について紹介する記事を掲載した。

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2017年12月16日、中国メディアの新華社が、日本の給食について紹介する記事を掲載した。

記事は、中国人記者が、東京の公立小学校に通う小学3年生の娘に「もし日本の学校を離れなければならないとしたら、なにを恋しく思うか?」と尋ねたところ、真っ先に「給食!」と答えたことを紹介。給食は子どもの心をがっちりとつかんでいると紹介した。

この記者の娘は、毎週月曜の午後は別の学校で日本語を学んでいるため、毎週月曜の昼に教室まで娘を迎えに行くという。そこで目にする給食時の風景について、「4人1組になって机を向い合せにして食べており、食後の食器類は種類別に分けて一緒にし、当番の児童が片づける。他の生徒は机を元に戻したり、掃除をしたりするなどし、きびきびと動いている」と伝えた。

記者の娘は、北京の学校給食との違いについて「日本の給食は手が込んでいて、トレーにお椀や皿があって、正式な食事という感じがする。北京の給食はファストフードのようで、弁当のような感じ」と感想を述べたという。

記者は、「日本の学校は給食を通して、日本の伝統文化を継承することを重視しており、メニューには和食が多い」と分析。献立表には栄養価のほか材料の産地も明記されており、教室に貼りだされていて、もし問題が発生したら、すぐに追跡調査できると紹介した。

そして、日中双方の給食を経験した娘の様子から、記者は「日本の給食制度はわれわれが学ぶに値するものだ」と感じたという。特に、食品安全が徹底しており、問題が発生したとしても原因を究明し正すことができることや、栄養バランスがとれていて、子どもたちの好みでありつつ親も安心できるメニューであることを高く評価した。

記事は最後に、給食そのもののほか、学校は昼食を通して子どもに参加する意識や責任感、感謝の心を培わせていると分析。昼食は単に腹を満たすためのものではなく、秩序と伝統という意味合いを含んでいるのだと結んだ。(翻訳・編集/山中)