定番アフタヌーンティーは飽きたというあなたに!
都内で体験できる世界のアフタヌーンティー4スタイル。

スイーツにおしゃべり、女子が大好きなものを心ゆくまで楽しめるアフタヌーンティーだけど、そろそろ新鮮さを求めるなら世界のアフタヌーンティーを体験してみては?中国、フランス、オーストリア、さらには日本まで、各国スタイルが体験できるホテルやカフェをご紹介。

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中国大陸や台湾で育む中国茶と点心が織りなす悠久のお茶時間を〈ヘイフンテラス〉で。

香港発のラグジュアリーホテル〈ザ・ペニンシュラ東京〉では、開業10周年を記念し、今年7月から点心アフタヌーンティーをスタートした。

ティーマスターが厳選した14種類の中国茶はいずれも上質なものばかり。二煎、三煎と飲み進めるごとに味と香りが変化する中国茶特有の楽しみを存分に堪能できる。

点心と合わせたのは「雲南不知年普洱茶」。毎週日曜15:00〜17:30。オーダーは2名〜。「ヘイフンテラス サンデー点心アフタヌーンティー」6,000円(サービス料別)。

ティーフードは香港出身の点心師・イプさんが手がける点心と名物のエッグタルト、旬の食材を使ったスイーツだ。上海蟹の味噌が入った小籠包、鮑あわびの焼きパイなど高級食材がたっぷりの贅沢な味に心が満たされる。

茶もお菓子も、そして時間も。自由に楽しむフランス流を〈マリアージュ フレール〉で。

パリ本店と同じアフタヌーンティーを体験できるサロン。常時10種類以上のケーキとフードメニューからそれぞれ好きなものを選び、自由に合わせるのがスタイルだ。

「スノッブ サラダ」3,300円、「シブースト」950円(単品で注文の場合1,200円)。ケーキは三角形の先端を正面に向けるのが〈マリアージュ フレール〉流。

人気の「スノッブ サラダ」は、看板商品「マルコ ポーロ」の茶葉を使ったドレッシングが特徴のグリーンサラダや、抹茶を効かせたトーストなど8つのメニューが一揃いに。これ以外にも全メニューに〈マリアージュ フレール〉の茶葉を使用し、飲むだけでなく食べる楽しさも伝えている。提供時間はオープンからラストまで。好きな時間に楽しめるのも嬉しい。

伝統菓子と紅茶を合わせる、コーヒー文化の古都の新たな波を〈デンメアティーハウス 六本木店〉で。

街中に数えきれないほどのカフェが存在するウィーンで1981年に誕生した紅茶専門店。地元の名門ホテル〈ホテルザッハー〉でオリジナルブレンドの紅茶が採用されていることでも知られている。

アプリコットジャムが特徴の「ザッハトルテ」550円には「ザッハブレンド」800円を合わせて。こちらの伝統的スイーツはドイツ菓子のマイスターが手がける本格派。

ホテルの名物ケーキ「ザッハトルテ」にも合う「ザッハブレンド」はダージリンにジャスミンのつぼみをブレンドし、ベルガモットのフレーバーが香るすっきりとした飲み口。濃厚なチョコレートケーキとマッチする。ほかにも上品な香りの「デンメアブレンド」やノンカフェインのフルーツティーなど約90種類がラインナップ。

茶席は日本のもてなしの原点。〈HIGASHIYA GINZA〉でお茶と菓子で四季を味わう。

日本の伝統的な美意識を現代の感性で表現する〈HIGASHIYA〉。売店では季節の素材を使った和菓子が並ぶほか、奥の茶房では和のアフタヌーンティー「茶間食」が楽しめる。

「茶間食」14:00〜17:00LO(日祝〜18:00LO)。お茶2種付き。本日はオリジナルの茶器・宝瓶で淹れる、玉露と玉露雁が音を合わせたヒガシヤブレンドNo.1を。4,860円。

一の盆のいなり寿司に始まり、二の盆は玉子焼や胡麻豆腐の食事もの、三の盆は生菓子や羊羹などの和菓子たち。オリジナルの杉盆と銅のスタンドに盛られた姿も端正で美しい。

お茶は2種選べ、旬の果実やハーブを使った季節のお茶のほか、30種類以上の日本茶から自由に合わせて。移ろう茶の味わいとともに、日本のティータイムの豊かさを再認識できる。

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(Hanako1145号掲載/photo : Kaoru Yamada text : Mariko Uramoto, Yoko Fujimori (HIGASHIYA GINZA) edit : Yoko Fujimori)