16日、米国際放送局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは、4日間に渡った韓国・文在寅大統領の訪中について「暗い影を残した」と報じた。

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2017年12月16日、米国際放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版サイトは、4日間に渡った韓国・文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪中について「暗い影を残した」と報じた。

記事は、4日間の日程を終えて16日に帰国した文大統領の訪中目的について「韓国が米国の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に同意したことで緊迫化した中韓関係の修復にある。中国は、このミサイル防御システム配備が、地域の戦略的バランスを乱し、地域の安全を脅かすと認識しているのだ」と伝えている。

文大統領は訪中期間中、習近平(シー・ジンピン)国家主席と会談を行い、「朝鮮半島での戦乱発生を絶対に許さない」などの4大原則で合意するとともに、両国の協力分野拡大、全方位的な2国間関係構築で同意した。さらに、李克強(リー・カーチアン)首相とも会談し、重慶市を訪れた。

記事によれば、ウォッチャーからは「今回の文大統領の訪中では、中国側は韓国人が予想していたほど熱心に歓迎しなかった」との見方が出ているという。記事はまた、文大統領に随行していた韓国人記者が北京で警備員に殴打されるトラブルがあり、今回の訪中に暗い影を残したとしている。(翻訳・編集/川尻)