スターバックスには中世の城風や明治時代の洋館など、その土地の建物を利用した店舗が存在しますが、同様の店舗がマクドナルドにも存在します。ポルトガルのポルトには「インペリアル」という名がついた世界で最も美しいと言われるマクドナルドが存在するとのことだったので、実際に行ってどんなお店なのかを確かめるとともに、ご当地マクドナルドを食べてきました。

Historical McDonald's in Porto - McDonald's Imperial | Local Porto

http://www.localporto.com/mcdonalds-imperial-porto-restaurant/

McDonald's - Portugal

https://www.mcdonalds.pt/

マクドナルド・インペリアルがあるのはポルトガルの北部の港湾都市・ポルトの中心部。リベルダーデ広場の近く。

リベルダーデ広場に到着。



広場を囲む建物の1階に……



荘厳な入り口を発見。



McDonald'sのロゴと共にワシの像。こんなにも威風堂々としたマクドナルドは見たことがありません。マクドナルド・インペリアルは1930年代に建てられた「インペリアル・カフェ」を改装したもので、このあたりは当時のデザインがそのまま使われているようです。



さっそく入店してみると、一歩踏み込んだところで城のような美しさに圧倒されます。



天井にはシャンデリア。



炎は使われていませんが、キャンドル型のライトになっていました。



入口を入ってすぐのところにディスプレイがあり、ここで先に注文を行う様子。



メニューが表示されるので、指でタップしながら注文していくと……



こんな感じの注文票が出て来ました。ここでは会計をすませず、注文だけ行う仕組みです。



壁には壁画。



壁際にはソファー席が並び……



真ん中にはテーブル席があります。



店内奥から入口側を見るとこんな感じ。





奥に進むとレジカウンターがあるのですが、その背後には美しいアール・デコのステンドグラス。



カウンター下のMマークすら輝いて見えます。ここで先ほどの注文票を手渡し、会計を行います。



ということで、注文したアイテムが到着。



日本では見たことがないな、と思って注文してみたのは「McBifana(マックビファーナ)」というバーガー。ビファーナはポルトガルのソウルフードで、薄切りの豚肉をパプリカなどが入った煮汁で煮込んだものをパンに挟んだサンドイッチ。マックビファーナはビファーナをマクドナルド風にアレンジしています。



ラグビーボールのような形のバンズで、全長123.8mmのiPhone SEと比較したところサイズはこのくらい。



バンズを剥がしてみると、薄切り肉ではなくポークパティが2枚挟まれていました。



食べてみたところ、バンズは一般的なハンバーガーのふわふわのバンズとは違い、やや固めでチャバッタのようなムチムチした食感。ポークパティはややスパイシーですが、マヨネーズベースのソースがマイルドさを加えていました。パティが2枚、バンズも固めなのでしっかりした食べ応えです。



さらに、「Caldo Verde(カルド・ヴェルデ)」というスープも注文。これもポルトガルの国民食と言える食べ物でケールの千切り、ジャガイモ、チョリソーが使われており、じゃがいもが入っているためとろりとした口当たり。マクドナルドですが塩気が控え目で、素材の味を楽しむ優しい味わいでした。



さらに、ドリンクメニューに「インペリアル」とあったので「何だろう?」と思って注文してみたところ、紛うことなきビールでした。ビールのあるマクドナルドという点だけではなく、ヨーロッパに珍しく年齢確認をされなかったのにも驚きました。バーガー、スープとドリンクのセットで4.35ユーロ(約580円)だったのでコスパは高めと言えるかも。



なお、マクドナルドだけではなくマックカフェも併設されており……



パンやマフィンという軽食に加えて、ポルトガル名物のエッグタルトもありました。



また、入口付近には地下へと続く階段があったので下りてみます。



すると地下フロアはモダンな作りになっていました。イスのデザインなどが日本とは異なり、作業もはかどりそうでした。



ということで、マクドナルド・インペリアルは、全世界に点在するマクドナルドでありながら、ここでしか見ることができない美しい建物であるのに加え、コストを抑えつつポルトガルならではの料理も楽しめました。カフェ利用もできるので、優雅な空間で一息つきたい時にもオススメです。