廃車になった初代フォード「マスタング」の車体から製作される腕時計

【ギャラリー】REC Mustang Watch18


フォード「マスタング」のファンであれば、マスタングのロゴが文字盤に入った腕時計が数多く市販されていることをご存知だろう。フォードのショッピング・サイトでも販売されており、Amazonでも検索すれば同じ商品が表示される。しかし、本物のクラシックなマスタングを利用してマスタング ウォッチを作る会社は我々の知る限りでは1社のみ。それは、Christian Mygh氏とJonathan Kamstrup氏によって設立されたデンマークの時計メーカー「REC Wathes」だ。彼らは、世界中の廃車置き場を探し歩き、修理不能となったポニーカーのパーツから、クルマの歴史を感じさせるマスタング ウォッチを製造しているのだ。

REC Watchesは、初代マスタングのボディから直径3.8cmの鋼板を手作業で切り取り、研磨後にラッカーを塗って腕時計の文字盤を作り出す。文字盤には車両識別番号と製造年のラベル、マスタングの燃料計をモチーフにしたパワーリザーブメーター、速度計をモチーフにした時計と日付表示などが配され、腕時計の起源となったマスタングのアイデンティティが随所に見てとれる。全ての製品に共通する特徴は、ステンレス製ケース、日本製MIYOTAの自動巻きムーブメント、2.4cm幅のカーフレザー製ストラップ、3気圧防水機能だ。


REC Watchesは材料と同様にストーリーも大切にしており、Mygh氏とKamstrup氏は気に入ったマスタングを見つけると、前の所有者を探し出して、そのクルマにまつわるエピソードや思い出を聞いて回る。同社の「P-51」コレクションのマスタング ウォッチを購入すると、元となったクルマの物語を描いたドキュメンタリー映像が視聴できるという。時計を製作するために、マスタングの所有者から部品の寄付も受けており、ワールド・ドリフト・シリーズの世界チャンピオンであるヴァン・ギッティンJr.の「マスタングRTR」からは、カーボンファイバーのボディワークを生かした時計が製作されている。


P-51コレクションの販売価格は1,495ドルから(日本における税別価格は18万円)から。REC Watchesはこの他にも、初期のポルシェ「911」から造られた「901」や、クラシックなMINIの車体を再加工した「The Mark I」、「The Cooper」などの腕時計を販売している。



By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【ギャラリー】REC Mustang Watch18



■関連リンク
REC WATCHES JAPAN 公式サイト
http://recwatchesjapan.wixsite.com/recwatchesjapan

■関連記事
埃を被ったままガレージに眠っていた、美しい1966年式フォード「マスタング」

■関連動画