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説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「ヘルスケア」の上った階数ってどうやって調べているの?』という質問に答えます。

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iOSに標準装備の『ヘルスケア』アプリで1日のアクティビティを表示すると、「上った階数」を確認できます。確かに、階段を上り下りした記憶がないにもかかわらず、結構な階数が表示されることがありますよね。それは、iPhone 6/6 Plus以降のモデルに内蔵されている「気圧センサー」の働きによるものです。

現在地の気圧を調べるには、『天気』アプリを利用するか、Siriに「現在の気圧は?」などと質問します。すぐにhPa(ヘクトパスカル)を知ることができるでしょう。なお、『天気』アプリでは世界の主要都市の気圧を調べることも可能です。

気圧センサーを利用すると、iPhoneの相対的な高度を測定できます。内蔵されているモーションコプロセッサ -- 最新モデルのiPhone XおよびiPhone 8/8 Plusでは「M11」 -- の力を借りて高度の変化を追跡すれば、気圧の差をもとに標高差をかなり正確に測定できるのです。つまり、その標高差の累計をもとに階段の数に換算した数値が、「ヘルスケア」に表示されている階数というわけです。

気圧を測定できることは、iPhoneにさまざまな可能性をもたらします。活用方法はアプリ次第ということになりますが、前述した「階数」の測定以外にも局地的な天気予報などいろいろな用途に活用できそうです。

ところで、気圧の変化から階数を割り出しているのであれば、航空機に乗ったときにはかなりの階数を稼げそうだと考えてしまうかもしれませんが、そこは抜かりなく対策が講じられています。"歩いた"と判断されないかぎり、階数は増えないのです。どの程度正確か、運動を兼ねて検証してみてはいかがでしょう?