2017-18アルペンスキーW杯、女子スーパー大回転第3戦。優勝を喜ぶ米国のリンゼイ・ボン(2017年12月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】2017-18アルペンスキーW杯は16日、フランスのヴァルディーゼル(Val-d'Isere)で女子スーパー大回転第3戦が行われ、リンゼイ・ボン(Lindsey Vonn、米国)が11か月ぶりとなるW杯での勝利を飾り、2018年平昌冬季五輪に向けて健在ぶりをアピールした。

 スピード系の女王として世界有数の知名度を誇るボンだが、今季はここまで目立った成績を残せず、一方では米CNNのインタビューでドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と政権を否定したことをきっかけに、逆に非難の声が殺到するという騒動もあった。

 それでもボンは、圧巻の滑りでW杯自身通算78勝目を挙げ、 雪上で批判を完璧に一蹴した。33歳となったボンは「今までの自分がどこかへ行ってしまったとは思わない。シーズン最初の数レースは、少しツキがなくてうまくいかなかっただけ。自分のスキーがまだ健在なのはわかっていたから、それをレースの日に出してフィニッシュまでたどり着くことを考えた」とコメントした。

 さらにボンは、来年2月9日から25日にかけて行われる平昌五輪に照準を定めていると明かしている。2010年のバンクーバー五輪では滑降で金メダルを獲得したボンだが、前回のソチ冬季五輪にはけがのため出場できなかった。

「調子も戻ってきているし、この自信と勢いを2月まで持ち越すためにも、今後はこれを続けることが目標になる。私はスーパー大回転で長い間トップを守ってきたし、今回の勝利は、自分のスキーが優れていることの証明になる」

「もちろん、どの勝利も自分にとっては大切なものだし、キャリアのこの段階に差しかかった今は、それを一層強く感じる。それでも、一番大事なのはこの自信を2月に持ち込むこと。自信があれば、この先数か月のレースに十分な心の余裕をもって臨むことができる」
【翻訳編集】AFPBB News