左SBとして先発した車屋。23分にはゴール前で相手にFKのチャンスを与えてしまった。滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[E-1サッカー選手権]日本1-4韓国/12月16日/味の素スタジアム
 
 2連勝で臨んだE-1選手権の最終戦で、日本は韓国に1-4の逆転負けを喫し、優勝を逃した。
 
 1-1で迎えた23分、ゴール前で痛恨のファウルを犯したのは左SBの車屋紳太郎だ。自陣でドリブルが大きくなったところを相手に奪われ、咄嗟にスライディングを試みるもファウルを取られてしまった。このFKを韓国のチョン・ウヨンに直接沈められて逆転を許した。
 
 車屋は「(スライディングは)足の裏で行ってしまった。前にスペースが空いていたので、行けるかなと(ボールを)出しすぎてしまった」と自らのプレーを悔いる。
 
 もっとも試合の入りは上々だった。開始早々には真骨頂のオーバーラップから小林悠へ好クロスを供給し、8分には力強いタックルでイ・グノとの競り合いを制した。A代表3試合目にしてようやく本領発揮かと思わせるパフォーマンスだったが、前述の失点につながるファウルでリズムを崩したのか、その後は目立ったプレーを見せられぬまま90分を終えた。
 
「まだ合わないシーンもあるし、ここで受けてほしいなというところでズレが生じたり、そこはもっと練習でやっていくしかない。短期間で合わせられない自分の実力のなさを感じた」
 
 試合後には反省の言葉を繰り返す姿があった。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が求めていた「左利きのSB」は、川崎でリーグ優勝を果たす最高のシーズンを送ったが、その締め括りとして臨んだE-1選手権は悔いの残る出来となった。
 
 果たしてここから這い上がれるか。日本代表でのサバイバルレースを生き残るには新シーズンで目に見える結果を残すしかない。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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