米国メディアの7日の報道によると、自動運転車とその関連技術に対し、中国やインド、ブラジルなどの発展途上国は、欧米の一部の先進国よりもさらに高い関心を有していることが明らかになった。写真は北京。

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米国メディアの7日の報道によると、日々発展を続ける自動運転車とその関連技術に対し、中国やインド、ブラジルなどの発展途上国は、欧米の一部の先進国よりもさらに高い関心を有していることが明らかになった。環球網が12日付で伝えた。

フォード・モーターの調査によると、将来的な自動運転車の発展度合いは国によって異なるとみられている。米国人に比べ、中国人は自動運転車の発展にさらに楽観的だ。また、インドやブラジルといった発展途上国も欧米の先進国よりも楽観的な見方をしているということが分かった。

フォード・モーターの関係者は、「調査の結果を見れば、自動運転車は世界に通用する解決案ではないことが分かった」と指摘した。今回の調査は「自動運転車の将来に期待するか」というテーマをめぐり、9カ国・地域で約1万人を対象に行われたという。

調査の結果を見ると、中国人は自動運転車に一番明るい見方をしており、賛成の意見を持っている人が93%を占めている。インドは全体の81%が賛成で、ブラジル人は全体の75%が自動運転車の将来を楽観視している。それに対し、先進国は発展途上国に比べ、自動運転車の将来について楽観視する人が少ない。米国とカナダは50%で、英国では45%の期待に止まっている。

フォード・モーターの関係者は、都市の人口密度がその主な原因だと考えている。人口密度が高ければ高いだけ自動運転車は人気があるという。例えば、ニューヨークは米国で一番人口が密集している都市であり、800万人もの人口を有している。だが、中国の首都・北京には2300万人もの人口がいる。人口があまりにも密集しすぎて通勤に5時間かかるケースまであるという。また、インドやブラジルにも人口が過密になっている都市がある。

フォード・モーターの関係者の分析によると、欧米諸国で交通渋滞の問題があっても、人々が感じるストレスは大したことではない。かえって強固な自動車の伝統と文化を有していることで、自動運転車の登場によって生じる新たな変化で社会内に摩擦が生まれる可能性があるという。

自動運転車が交通渋滞の問題を緩和できるかについては、議論が絶えることはない。例えば、自動運転車は交通事故による交通渋滞を軽減することができるという見方がある。自動運転車には先進的なセンサーと車両間の通信技術が採用されており、人による運転よりも移動がスムーズになることが期待できるのだ。その一方で、自動運転車は渋滞のリスクを高くするという見方もある。(提供/環球網・編集/インナ)