世界ランキング49位のベデネ、国籍をイギリスから母国スロベニアに戻して五輪と「デビスカップ」を狙うと表明

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2015年以来、イギリス選手としてプレーしてきたアルヤズ・ベデネ(イギリス)は、今後は再び母国スロベニア選手としてプレーする。

世界ランク49位のベデネは金曜日、2018年からはスロベニアのためにプレーすることを、国際テニス連盟 (ITF) に通知したと発表した。

「デビスカップ」と2020年のオリンピックでプレーすることを望んでいたベデネは、イギリス国旗のもとでプレーしたいという訴えがITFに認められなかったことから、今回の決断を下した。

「キャリアにおける現在の段階で、『デビスカップ』とオリンピックという、僕にとって大きな意味のある2つの大会でプレーするチャンスを失いたくない」と、28歳のベデネは言う。

2015年にイギリスの市民権を取得し、2008年以来イギリスに居住しているベデネは、アンディ・マレー(イギリス)に次いで同国ナンバー2の選手だった。

2015年に施行されたITFのルールは、2010年、2011年、2012年にスロベニア代表として戦ったベデネが、帰化したイギリスの代表として「デビスカップ」で戦うことを禁じた。

ベデネは、イギリスへの帰化申請を行ったのはルール変更前だったとして、ITFの決定に不服を申し立てたが、申し立ては棄却された。

「この9年間、誇りを持ってイギリスを自分の国と呼んできたし、イギリスでも海外でも、とても多くのイギリス人が歓迎してくれているのを感じた」とベデネは声明の中で述べている。

ベデネは2015年1月のチェンナイと4月のブダペストの2度にわたって、決勝まで勝ち進み、同年11月にキャリア最高となる世界ランク45位に達したものの、ATPトーナメントの優勝はない。


(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は今年の「マイアミ・オープン」のときのベデネ
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)