国内組で戦った今回のE-1選手権。最後の韓国は見るも無残な結果となった。(C)SOCCER DIGEST

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[E-1選手権]日本 1-4 韓国/12月16日/味の素スタジアム  

 優勝を掛けた大一番で韓国に1-4の惨敗。日本代表が、過去の対戦でこの宿敵相手に4失点以上を喫したのは、1979年6月16日に1-4で敗れて以来だ。さらにホームで4失点以上を記録したゲームは、日本と韓国が初対戦した63年前の1954年3月7日にまで遡る。
 
 悲惨な結果に終わった今回の韓国戦を振り返り、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「韓国のほうが日本を大きく上回っていたと思います。パワーとテクニックで試合をコントロールする姿は驚くべきもので、高いレベルでプレーをしていました。我々は1点目を取ったあとにプレーが止まってしまいました。そのあとは、すべての面で韓国に仕返しをされたので、特にコメントできることはありません」と素直に完敗を認めた。
 
 とりわけ、指揮官が気になったのは球際での競り合いだ。「デュエルでは空中戦でも地上戦でも負けてしまいました。もちろん、難しい状況だったと思いますが、パワーのところで負けてしまった」と力不足を認めた。

 それでも「この大会で2勝できたことはひとつの結果だと思います」と語り、続けて「ワールドカップは別物で、今日のチームでいくわけではありません。代表候補をたくさん見ようとした大会でもあったので、それぞれのパフォーマンスを分析していきたいと思います。ワールドカップに誰が行けるのかも含めて、考えていきたい」とコメント。“ハリル・リスト”の選別は今大会である程度できたと明かした。

 惨敗した韓国戦を見る限り、監督のお眼鏡に叶った選手は決して多くないだろう。E-1選手権のメンバーから誰を残すのか。ハリルホジッチ監督の判断に注目が集まる。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWEB編集部)

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