BMW、新型レースカー「M8 GTE」をテスト中!

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BMWは、ドイツ南部のディンゴルフィングにある工場で、2018年から「8シリーズ クーペ」の生産を開始し、同年に発売することを認めた。このフラッグシップの登場は予想よりも1年早い。となると、コンバーチブルやグランクーペ・バージョンも以外と意外と早く発表されるのではないだろうか。
そのMバージョンである新型「M8」には、4.4リッターV8ツインターボ・エンジンが搭載されるだろうというのが大方の予想だ。これは「M5」と同じ最高出力600hpか、または650hpに引き上げられる。一方で、6.6リッターV12ツインターボ・エンジンが搭載される可能性があると主張する人もいる。思い出してほしい。1990年代、初代8シリーズをベースに1台だけ試作されたかつてのM8は、最高出力549hp、最大トルク50.9kgmを発生する自然吸気V12エンジンを搭載していた。しかしこれは、現代のM8にはやり過ぎのような気がする。とはいえ、ベントレーやアストンマーティン、フェラーリなどの高級GTに仲間入りを目指すのであれば、V12エンジンの搭載も納得できる。強大なトルクに対応した8速ATが採用されることは想像できるし、全輪駆動になるのは間違いないだろう。

量産車よりも先にその姿を公開したM8のレース・バージョンは、最近カモフラージュなしでデイトナ・インターナショナル・スピードウェイを走行している。この「M8 GTE」は、改革された世界耐久選手権(WEC)に、また「GT LM」仕様はIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップにそれぞれ参戦する予定だ。全てのレーシング・チームは優勝したいと願っているものだが、BMWの場合は特にシーズンの最初から力が入っている。なぜなら、M8 GTEは、来年のル・マン24時間レースを目指しているからだ。BMWは2011年に「M3 GT2」で出場して以来、ワークス体制で戦っていないが、1999年には「V12 LMR」でル・マン優勝を果たしている。2,690ポンド(約1,220kg)の車体に4.0リッターV8ツインターボ・エンジンを載せたM8は、来年1月のデイトナ24時間レースに向けて調整しているライバルたちと戦うことになる。M8 GT LMは、同24時間レースの公式テストロア・ビフォア・ロレックス24で米国におけるシーズンをスタートさせる。M8 GTEは、5月にベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで行われる6時間耐久レースから始動する。

By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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