日本の守備陣をパワーと機動力で圧倒し、2得点を挙げた韓国のキム・シヌク(9番)。通算3ゴールで大会得点王に輝いた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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[E-1選手権]日本 1-4 韓国/12月16日/味の素スタジアム

 優勝決定戦となった土曜日のE-1選手権、日本vs韓国戦。3万大観衆の声援を背に戦ったハリルジャパンは開始3分にPKで先制しながら、その後は攻守両面で宿敵に圧倒され、1-4の完敗を喫した。実に7年ぶりの日韓戦敗北で、このカードにおける4失点は38年ぶりという、文字通りの歴史的な一戦となった。
 
 ショッキングな結末を速報で伝えたのが、米スポーツ専門チャンネル『ESPN』だ。「東アジアのタイトルが懸かった大一番で、韓国が日本を打ち負かす」と題して、以下のようなマッチレポートを掲載した。
 
「両国の長いライバル関係において、ひとつの衝撃的な出来事が起こった。東アジアの王座を争ったチャンピオンシップで、韓国が東京で日本を4-1と粉砕したのだ。まさに無慈悲な大勝。ホーム開催の韓国戦で日本がこれだけの大量失点を喫したのは、なんと両国が初めて対戦した1954年以来だという。味の素スタジアムのサポーターは悲嘆に暮れた」
 
 最大の敗因に挙げたのが、前半の日本守備陣の体たらくで、「先制点を挙げて以降、日本のディフェンスはガタガタだった。韓国のパワフルな攻撃を受け止め切れず、ズルズルと失点を重ねたのだ」とバッサリ。さらに「前半で3-1とした韓国はかなり楽になっただろう。後半は危なげなく日本をいなしながら、1点を追加して完勝を収めた」と報じている。
 
 そして最後に、日本のヴァイッド・ハリルホジッチ監督のコメントを引用。「韓国はパワーもテクニックも日本より優れていたし、終始ゲームを支配していた。我々の選手たちは先制点を挙げた後、どういうわけか闘うのを止めてしまったんだ……」。完敗に呆然としている指揮官の様子も伝えた。

【日本代表PHOTO】E-1選手権・第3戦の韓国戦。4失点の惨敗で優勝ならず…