先制のPKを獲得したFW伊東純也

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[12.16 E-1選手権 日本1-4韓国 味スタ]

 痛みを押しての強行先発だった。12日の中国戦(2-1)で右太腿打撲を負った日本代表FW伊東純也(柏)は右FWで2試合連続の先発出場。試合開始早々の前半2分にPKを獲得するなど、チームとして攻撃の形をつくれない中、“個”の力で右サイドを打開しようと奮闘した。

「相手のサイドバックには責任を持って付いていけ」と指示されていた守備でも自陣深い位置まで戻るなど運動量を発揮。「下がってでも付けと言われていたので、低い位置になった。もう少し前から(プレスを)かけたかったけど」と、スタート位置が低くなり、なかなか攻撃にパワーをかけられなかったが、それでもボールを持てば果敢に仕掛けた。

「もっとボールを受けて、仕掛ける場面を多くつくりたかったけど、試合展開的に難しかった。うまく受けられない時間が多かった」。チームとしても個人としても、不完全燃焼に終わった最終戦。「アドレナリンで大丈夫」と、ケガのことも忘れてプレーしたが、1-4とされた直後の後半25分にベンチへ下がった。

「もっとできると思うし、やれる自信もある。それをもっと出せればよかった。最後勝てなかったので、悔しさが残る大会だった」。爪痕は残した。次の代表活動は来年3月。海外組も含めたフルメンバーのA代表にもう一度招集されるためにも、来季のJリーグ開幕からさらにアピールしていくだけだ。

(取材・文 西山紘平)


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