中盤で奮闘するMF今野泰幸

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[12.16 E-1選手権 日本1-4韓国 味スタ]

 嫌な予感が的中した。日本代表MF今野泰幸(G大阪)は試合開始早々に先制する展開にも「やっていて、嫌な感じがずっとあった」と率直に振り返った。

 前半3分にFW小林悠のPKで先制。「意識的なのか、点を取ってから守りに入ったところもある」。早い時間の先制点が心理面を守備に傾かせた。「ポジション上なのか、まったく中盤にプレッシャーがかからず、(相手の)DFラインで自由に持たれていた。中盤に当てるボールにも行けなかった」。プレスがハマらず、ボールの取りどころもなかった。

「フリーで持たれているなと感じている間に失点を重ねた」。4-3-3のアンカーで先発し、インサイドハーフのMF井手口陽介、MF倉田秋を前に押し出しながら守備をハメようとした。しかし、「やっている選手で話し合いながら修正しようと思ったけど、前半のうちに修正できず、ズルズルいって3点やられた」と、失点の流れを食い止められなかった。

 1-4とされたあとの後半25分以降はMF三竿健斗とのダブルボランチに形が変わったが、最後は守りを固める韓国に難なく逃げ切られた。34歳のベテランが8日間で3試合をこなす過密日程で3試合連続のフル出場。その経験がチームに落ち着きと安定をもたらしたが、E-1選手権は自身4度目の出場で2位、2位、3位、2位という結果に終わり、またしても優勝に届かなかった。

(取材・文 西山紘平)


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