黄国昌氏

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(新北 16日 中央社)野党「時代力量」の党首を兼務する黄国昌立法委員(国会議員、44)の罷免の賛否を問う住民投票が16日、北部・新北市の第12選挙区で行われた。開票の結果、賛成票(4万8693票)が反対票(2万1748票)を上回ったが、有権者数の4分の1(6万3888人)に届かなかったため不成立に終わった。投票率は27.75%だった。

黄氏は中央研究院副研究員だった2014年、「両岸(台湾と中国大陸)サービス貿易取り決め」の撤回を求める「ヒマワリ学生運動」に参加し、リーダーの1人として活躍していた。

2015年、人気メタルバンド「ソニック」のボーカル、林昶佐氏らとともに時代力量を結成し、若者を中心に支持されている。昨年の立法院(国会)選挙では同党が5議席を獲得し、与党・民進党(68)、最大野党・国民党(35)に次ぐ第三党となった。

罷免は同性婚を支持する黄氏の姿勢に反発する一部市民や、昨年の選挙で公認候補が黄氏に敗れた国民党の関係者などが合流し、住民投票の実施にこぎ着けた。だが、投票不成立のため、黄氏の議員任期(2020年1月末まで)中の再発案はできなくなった。

(黄旭昇/編集:羅友辰)