日韓戦の23分に飛び出したのは、まさにスーパーゴラッソ! 決めたのはかつて京都、磐田、神戸でプレーしたボランチ、チョン・ウヨン(16番)だった。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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[E-1選手権]日本 1-4 韓国/12月16日/味の素スタジアム
 
 12月16日に味の素スタジアムで行なわれたE-1選手権、日本vs韓国戦。ホームチームは引き分け以上で優勝が決まる状況下で、宿敵に1-4の完敗を喫した。韓国に2大会連続4度目の戴冠を許し、準優勝で大会を終えている。
 
 そのゲームで韓国の逆転弾を決めたのが、ボランチのチョン・ウヨンだ。23分、ゴールまで25メートルの直接FK。右足で強烈にインパクトすると、ボールは無回転のまま日本選手の壁を越え、そこから鋭く落ち、ゴールネットに突き刺さった。GK中村航輔もノーチャンスなパーフェクトショット。かつて京都サンガ、ジュビロ磐田、ヴィッセル神戸でプレーし、現在は中国の重慶力帆に籍を置く27歳にとって、A代表・22試合目での嬉しい初ゴールとなった。
 
 鮮烈なファインゴールを称えたのが、韓国の全国紙『朝鮮日報』。試合の流れをグッと韓国の引き寄せるゴールであるとともに、FKから奪った事実が重要だと論じた。
 
「その瞬間、日本全土が奈落の底に突き落とされたことだろう。チョン・ウヨンの一撃はそれだけ強力で、なす術のない完璧なゴールだった。彼自身の得意な得点パターンだが、これまではなかなか蹴る機会が少なく、2015年から始まった代表キャリアでついに初ゴールを挙げたのだ。日本戦における重要なゴールとなっただけでなく、直接FKでの得点が少ない韓国代表にとってもひとつの朗報となった。日本にとってはまさに悪夢のようなゴールだ」
 
 20代前半の伸び盛りだった5年間をJリーグでプレーし、逞しさを増して“再来日”を果たしたチョン・ウヨン。ゴール後には歓喜を爆発させ、韓国サポーターの前で激しく胸を叩いた。

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