14日、BBC中国語版サイトは、「ペット犬殺害ツール」を製造、販売していた業者の摘発を伝えた。筋弛緩剤を塗った毒針を販売していた業者が摘発された。写真は玉林の犬肉祭り。

写真拡大

2017年12月14日、BBC中国語版サイトは、「ペット犬殺害ツール」を製造、販売していた業者の摘発を伝えた。

中国では犬肉は体を温める効果があるとして、南部や東北地方などで冬の味覚として親しまれている。養殖業者も多数存在するが、その一方でペットの犬を殺害して持ち去り、食肉とする違法業者の存在も問題化していた。毒針や毒の餌を使う、弓やクロスボウなどで毒矢を打ち込む、あるいは毒を塗った刃物で殺害し、死体を持ち去るという手口が全国各地で横行していた。

その背後にあったのがペット犬殺害ツールだ。安徽省警察は先日、筋弛緩剤スキサメトニウムを付けた毒針を販売していた事業者を摘発。毒針20万本を押収した。この業者は中国全土20省に販売していた。10月には湖北省でやはり同様の業者が摘発されている。

毒針で殺害された犬を食べても健康被害はないのだろうか。安徽省は犬肉から基準値を超えたシアン化物が検出された事件を摘発している。ただし健康被害が起きた事例はいまだ確認されていない。(翻訳・編集/増田聡太郎)