座席では音楽を選ぶことができる。5種ありますが、やっぱり最後に乗るならスぺワのテーマソング「GO TO THE SPACE WORLD」でしょう!

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とうとう閉園まで1か⽉を切ってしまった、福岡県北九州市にある⼈気アミューズメントパーク「スペースワールド」。もう一度乗っておきたい思い出深いアトラクション、ありませんか?まだ行ったことないという人にも、“これだけは乗っておかないと後悔する!”イチオシのアトラクションをご紹介します。

【写真を見る】最後の思い出にヴィーナスの写真を撮るなら、ぜひスペースシャトルをレールの輪の中におさめたいところ。インスタ映えも◎

■ タイタンMAX

「タイタン」が「タイタンV」へのリニューアルを経て、2015年には現在の「タイタンMAX」にパワーアップ。座席まわりのコースターのボディ部分がほとんど取り払われ、むき出しになった座席で乗るジェットコースターはスリル満点!!最初に座席を見たときは「ほとんど座席だけじゃん!」と恐怖を感じたものです。発車の前とあと、ある意味2回恐怖を感じられます(笑)。

■ ヴィーナスGP!

2007年に、前身の「ヴィーナス」からリニューアル。「コースターの神様」といわれるアントン・シュワルツコフ氏が設計したということもあり、レベルが高い。回転するのはもちろん、ひねりの効いた複雑なコースがスリリング。だけど実は一番怖いのが、地面スレスレを走るところかも?

■ ザターン

その名の通り、Uターンして戻ってくるジェットコースター。行って戻ってくるだけといえばだけなのですが、そのなかで最高時速約130km!最大傾斜角89度の降下!を体験できます。最頂部は、あのタイタンMAXよりも高い約65mで、ここから落ちる時の恐怖感といったらスぺワでもNO.1かも!?乗車時間は他のコースターより短い分、怖さがギュッと詰まっているという印象。

■ ブギウギスペースコースター

スペースコースターは開園当初からありますが、1996年に5両ある車両のうちの2両を後ろ向きに変え、現在「ブギウギ スペースコースター」の姿に。やっぱり後ろ向きの席は人気があり、いつも並んでいます。前向きのほうでも案外怖いのですが、後ろは…さらなる恐怖が待ち受けています!

■ エイリアンパニック

暗い部屋の中を歩いていくと、どこからともなくエイリアンがあらわれるという、いわば「宇宙版お化け屋敷」。普通のお化け屋敷より怖くないだろ〜となめてかかると、驚きます…。現在は、心拍数が基準以上になるとビリビリする腕輪を装着する「ビリビリ エイリアンパニック」(プラス300円)も実施中なので、通常版を体験したことある人も最後に挑戦してみて!

■ ラッキーラビット&ヴィッキーラビット

最後に…アトラクションではありませんが、どうしても会っておきたいのがラッキー&ヴィッキー。スぺワと言えば、数々のアトラクションやスペースシャトルなどがありますが、やっぱり名物はラッキー&ヴィッキー。遊びに行くたびに、園内で会うといつも手を振ってくれたり、握手してくれたり、フレンドリーに接してくれました。明るくて優しいラッキー&ヴィッキーにもう一度会いにいくべき!

閉園間近の今も、スぺワは連⽇にぎわっています。今回ご紹介したアトラクションは、どれも人気なので並ぶこと必至ですが、本当にこれで最後!と腹をくくって、スぺワの思い出話に花を咲かせながら楽しく並んでみるのもいいかも!?

スぺワは閉園まで、楽しいイベントも目白押し。ラッキーラビットたちのショー「クリスマスエブリデイ」(12⽉25⽇ (⽉)千秋楽)や、⼤晦⽇の「グランドフィナーレ2017」など、さまざまなイベント がたくさんあります。ぜひ、最後にお別れに行きましょう!!

【九州ウォーカー編集部/取材・文=矢野凪紗】

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