フットボールチャンネル編集部が提言する日本代表の韓国戦スタメン。

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 日本代表は16日、E-1選手権第3戦で韓国代表と対戦する。

 中国戦では前半途中に大島僚太が負傷交代となり、その後はリズムを失ったハリルジャパン。それでも川又堅碁の粘りから小林悠がネットを揺らし、昌子源の意表を突くロングシュートで2点を奪った。試合終了間際にPKで失点したものの、北朝鮮との初戦に比べれば各々がやるべきことを理解し実践したと言えるだろう。

 初戦と第2戦は中2日だったが、韓国戦に向けては中3日と調整期間は少しだけ延びた。だがこの1日は大きいはずで、選手たちはコンディションを整えられるはずだ。

 今大会のピッチにまだ立っていないのは権田修一、初瀬亮、三竿健斗の3人。国内組のテストという点を踏まえれば彼らのパフォーマンスも見てみたいところだが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はどのようなメンバーで臨むだろうか。

 GKは中村航輔を推す。柏レイソルの守護神は第1戦で華々しい代表デビューを飾った。シュートへの反応、研ぎ澄まされた集中力などを披露。あの活躍はフロックではないだろうが、韓国という相手に対しても同様のプレーを発揮できるか是非見てみたい。

 DFラインは左から車屋紳太郎、昌子源、植田直通、谷口彰悟。植田は右SBで代表デビューを果たしたが、本職はCBだ。昌子とは鹿島アントラーズでコンビを組んでおり、連係に問題はない。世界と渡り合えるだけの高さも有しており、中央でどのようなプレーを見せるかが興味深い。

 左SBでは山本、右SBでは室屋が今大会でチャンスを得たが、不安定なプレーとなってしまった。車屋は初戦で打撲を負い、中国戦は出場しなかったが、ピッチに立てる状態ならもう一度起用してもらいたいところ。谷口はCBの選手だが、知性と順応性があり、タッチライン際でのプレーも問題なくこなすだろう。

 中盤は今野泰幸、倉田秋、井手口陽介のガンバ大阪トリオでどうだろうか。今大会のメンバーの中では図抜けた経験値を誇る今野。ダブルボランチの一角、アンカーとして質の高いプレーを見せており、チームに安定をもたらす意味でも彼を先発で起用すべきではないか。

 倉田はサイドよりも中央で輝く選手であり、同僚の今野と井手口のサポートを受けながら持ち味を披露したい。大島が離脱してしまった以上、ハリルジャパンはアグレッシブなサッカーで韓国戦に臨むことになる。ハリルの申し子的存在の井手口にかかる期待は大きい。

 左ウイングには阿部浩之、右ウイングには伊東純也を。阿部は2試合続けて途中出場中で、日本に流れを呼び込む上でも一役買っている。スタメンでも力を発揮できるはずだ。

 伊東は北朝鮮戦でデビューし、爆発的なスピードで活路を見出した。そして中国戦ではスタメン出場し、まずまずのパフォーマンスを披露。この試合で負った打撲の状態が気がかりだが、車屋同様に出場可能ならピッチに立たせるべき選手だろう。

 そして1トップには川又堅碁を推薦したい。ここ2試合は途中出場だったが、いずれのゲームでも存在感を示した。最前線で起点となるだけでなく、積極的にゴールへ向かう姿勢が味方の得点にも繋がっている。序列が変化する兆しはあり、韓国戦でスタメン出場し結果を残すようなら、ロシアW杯への道を一気に切り開くことも考えられる。

“永遠のライバル”である韓国は気迫十分に向かってくるはずだ。テストの場ではあるが、真剣勝負であることに変わりはない。激しい戦いが予想される中、自身の価値をアピールするのは誰だろうか。

text by 編集部