ゴールを渇望するFW川又堅碁

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 最後は自分のゴールで優勝を決める。ここまで2試合連続で途中出場が続いている日本代表FW川又堅碁(磐田)。E-1選手権最終戦となる16日の韓国戦(味スタ)で先発の座をつかめるか。「それは俺の口からは言えないけど、出たら、次は目に見える形で結果を出したい」と貪欲に目を光らせた。

 9日の北朝鮮戦(1-0)、12日の中国戦(2-1)といずれも途中出場。前線で体を張り、攻撃を活性化させると、2試合連続で得点に絡んだが、「あまり意味がない。FWは数字だから」と満足していない。ここまで国際Aマッチ7試合出場1得点。目指すは15年3月のウズベキスタン戦(5-1)以来、約2年9か月ぶりとなる代表戦でのゴールだ。

 2連勝で首位に立つ日本は引き分け以上で2大会ぶり2度目の優勝が決まる。ストライカーとしてゴールを渇望しながらも、「明日は優勝が懸かっているので、それ(ゴール)だけにとらわれないように、自分がチームのためになることを最優先にする。それがゴールであればゴール。横パスして(他の選手が)フリーでゴールを決められるんならそうする。勝つためのサッカーをみんなでしたい」と力を込めた。

 練習中は声を出してチームを盛り上げ、プレーや言葉からも闘志がにじみ出ている。これまでも選手間のコミュニケーション不足をたびたび指摘してきたハリルホジッチ監督が求める“条件”もクリアしているが、「意識してないです。もともとこういう性格なんで」とキッパリ。「今はみんなチームがまとまっているし、非常にいいんじゃないかなと思う」と、チームの一体感にも手応えを口にした。

(取材・文 佐藤亜希子)


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