JFAはなぜ、フクアリを「千葉市蘇我球技場」と表記し続けるのか?

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日本で開催されているEAFF E-1選手権2017の決勝大会。

そんな今大会では男子の試合が味の素スタジアムで、女子の試合がフクダ電子アリーナで行われている。

両スタジアムはともに命名権を売却しており、その名称に企業の名前が入っている。

しかし、東アジア-サッカー連盟(EAFF)および日本サッカー協会(JFA)の発表を見ているとあることに気付く。

味の素スタジアムと表記している一方で、フクダ電子アリーナについては「千葉市蘇我球技場」と書かれているのだ。

味の素スタジアムの正式名称は「東京スタジアム」といい、フクダ電子アリーナも「千葉市蘇我球技場」という元々の名前がある。

FIFAやUEFAの主催大会ではネーミングライツによる呼称の使用を禁止しており、あえて正式名称(あるいは別称)を使っているケースもあるが、それにしても千葉市蘇我球技場だけ元々の名で書かれているのはおかしい。であるならば、味の素スタジアムも「東京スタジアム」と表記されるべきである。

実際、EAFFとJFAは試合日程からマッチレポートにいたるまで、徹底して「千葉市蘇我球技場」と書いており、その後にカッコ書きで(フクダ電子アリーナ)と付け足されている。

また、過去の記録を見てみると、JFAは代表戦の開催スタジアムについてネーミングライツ導入後の名称を採用しているのが確認できる。

例えば、今年10月に日本対ハイチ戦が行われたのは横浜国際総合競技場ではなく「日産スタジアム」と表記されており、2015年に行われたU-22日本代表対U-22ミャンマー代表戦の会場は「フクダ電子アリーナ」となっている。

つまり、JFAではFIFAやUEFAのようにネーミングライツによる呼称を禁止しているわけではない。では、なぜこのような不一致が起きているのだろうか…。

可能性があるとしたら、味の素がE-1選手権のオフィシャルサポーターになっていることだろうか。

社は今大会に協賛しており、そうした契約内容がこうした“差“として表れているのかもしれない。

とはいえA代表の結果一覧を見てみると、「味の素スタジアム」と「東京スタジアム」で会場名にバラツキがあることも…。

「キリンチャレンジカップ」のようなタイトルスポンサーに近い特別協賛がいるケースは、正式名称を付けることになっているのかも?であるなら、10月に行われた同大会も「横浜国際競技場」になっていないとおかしいが…。

JFAのなかでも明確な決まりはないのかもしれない。