Doctors Me(ドクターズミー)- お腹の音が止まらない!腹鳴の原因と今すぐ止める方法とは?

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空腹時によくお腹が鳴ってしまう人は多いのではないでしょうか?

授業中や会議中などの静かなシーンで、「ぐぅぅ〜」と大きな音が聞こえてしまい、恥ずかしい思いをされた人もいると思います。

今回は、お腹が鳴ってしまう原因や音をすぐ止める方法を、医師に解説していただきました。

腹鳴(ふくめい)とは 



胃腸は24時間常に動いていますが、動きが特に激しくなったり、空気・ガスが多くなると「ぐー、ゴロゴロ、ぎゅるぎゅる」など音がすることがあり、腹鳴(ふくめい)と呼ばれます。

お腹が鳴る原因 



空腹



胃に食物が入っていないのに胃が活発に動くと「ぐー」という音がします。

空気を飲み込んでいる



呼吸して入ってくる空気は肺に向かいますが、空気をごくっと飲み込むと胃に向かいます。胃に入った空気は、げっぷとして逆流してくるか、胃から腸に向かいますが、胃から腸に向かうときに「ぐー」と音が鳴ります。

胃腸の中で気体が発生している



炭酸飲料をよく飲むと胃腸内の気体が多くなります。食物繊維を食べ過ぎたり便秘気味だと腸内で発酵が起こり、ガスが発生することがあります。

胃腸の動きが活発になり過ぎている



ウイルス性胃腸炎や食あたりの場合、早く内容物を体外に出そうとして下痢になりますが、この時は胃腸の動きが活発になり、ゴロゴロ・ぎゅるぎゅるといった音が鳴ります。

お腹が鳴る人とお腹が鳴らない人との違いは?

 

臓器の構造、お腹の脂肪・筋肉



推測ですが、臓器の位置や構造、音を遮る役割をするお腹の壁の筋肉・脂肪の厚みも、音の鳴りやすさに関係するのではないかと思います。

食事の取り方



空腹を感じ過ぎないように食事はしっかりとった方が良いかと思います。特に朝食を取り、一日の最初に血糖値をあげておくことは、午前中を活動的に過ごすのにも重要です。

呑気症



空気を飲む癖を呑気症(どんきしょう)と呼び、以下の場合などに起こりやすいと言われています。

原因・悪化要因になるような習慣を控えることが望ましいでしょう。

・喋りながら飲食している

・早食い

・口呼吸

・ストレス

・歯の噛み合わせが悪い

・歯を食いしばる癖がある

・麺類などを勢いよくすすり込む

空腹ではないのに仰向けになるとお腹が鳴るメカニズム 



はっきりとした理屈は分かりませんが、横になることで重力の影響が減り、胃腸の位置や内容物の動き方が変わることが考えられます。

あるいは、横になってリラックスすると自律神経のうち副交感神経の動きが大きくなり、胃腸の動きが活発になるからではないかと推測されます。

止まらないお腹の音をすぐ止める方法 



血糖値を上げる



血糖値を上げることで胃腸の動きを抑えます。飴などカロリーのあるものを口に入れられるとよいかもしれません。

背筋を伸ばす



背筋を伸ばして姿勢を良くした方がお腹の音は鳴りにくいという体験談があるようです。

お腹を膨らませた深呼吸をする



胃腸の位置を少し動かすことで効果があるのかもしれません。

最後に医師から一言



特に思春期の方の中には、静かな教室でお腹の音が鳴るのが気になって授業を受けるのが苦痛であるという方もおられます。おならやげっぷを我慢しすぎて、胃腸内のガスが抜けず、ゴロゴロと鳴ることもあります。

学生の場合、多人数で短時間にトイレを使わないといけないことも問題があるかと思いますが、できる限り自分にできる工夫をするとともに、気にし過ぎないことも重要です。

(監修:Doctors Me 医師)