ソーシャル・ ネットワーキング・サービス(SNS)は徐々に現代生活における重要なコミュニケーション・プラットフォームとなりつつある。そしてSNS上に写真を投稿し、自身の充実した暮らしぶりを披露することを好む若者がますます増えている。日本ではこうしたSNSで人々が投稿するニーズに応え、多種多様で斬新なサービスが登場している。

中村さんは約半年前に岩手県から東京都へ移り、就職した。しかし仕事が多忙で、新しい友達を作る時間もないため、インターネット上で自分の新生活を披露するため、レンタルフレンドサービス会社を見つけた。この会社が提供する主なサービスは、依頼人のもとへ派遣されたスタッフが友人役を演じ、依頼人と写真を撮ったりするというもの。中村さんの要望で2人のスタッフが彼女と共にカフェで記念撮影をした。レンタルフレンドの費用は1時間6000円。こうしたプロのレンタルフレンドは優れた写真撮影技術や画像加工技術を備えているため、SNS上に投稿される写真は自分の社交能力をアピールできるだけでなく、多数の「いいね」を獲得できるという。

中村さんは「SNSに写真を投稿することで、多くの人に見てもらったり、実家の両親に写真を見せて、安心させることができる」と話す。

日本のレンタルフレンドサービス会社の責任者は、「日本は物質的には豊かな国、ただその反面精神的には貧しく、寂しさを感じている人が多い。そういう人々の手伝いをしたい」と語った。

日本の外食業界もこのブームに便乗したサービスを提供している。東京都渋谷のビーチカフェの床には天然の砂浜の砂が敷き詰められており、ハワイアン・メニューを提供しているほか、マーメイドにコスプレして店内で自由に撮影するなどができる。同店の約9割以上は女性客で、多くの人が同店のことを東京におけるSNS向けサービスの聖地と高く評価している。

2016年末までのデータを見ると、日本の各大手SNSの登録者数は6872万人に達し、前年比の約6%増となった。SNS利用者は日本のインターネットユーザーの約68%を占めている。同時に変化し続ける顧客ニーズに答えるため、各種オフラインサービスもより多様化している。(提供/人民網日本語版・編集/TK)