『ディア・ポップシンガー』(ビクターエンタテインメント)

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 今年、リバイバルブームとなったのが、1980年代から90年代にアイドルとして活躍していた荻野目洋子だ。「第10回日本高校ダンス部選手権」で準優勝した大阪府立登美丘高校が、荻野目の代表曲「ダンシング・ヒーロー」に合わせて、“バブリーダンス”を披露したことが大きな話題となり、荻野目のメディア出演が急増した。

「女子高生たちがボディコン衣装で踊る姿はインパクトも大きく、ワイドショーなどで取り上げると反響も大きかった。ちょうど平野ノラのバブルネタがはやっていたということもあり、テレビ的にはおいしいネタだったと思います」(芸能関係者)

 しかし、この荻野目ブームに違和感を抱くという声も。

「『ダンシング・ヒーロー』は1985年の発売で、バブル経済の全盛期は88年くらい。微妙に時代がズレているんですよ。これは平野のネタや、桐谷美玲が出演していたワイモバイルのCMなどにもいえることですが、80年代カルチャーとバブル全盛期のカルチャーが混同されがちなんです。80年代を題材にしているのに、ジュリアナ東京的なモチーフがネタにされることなども多い。ジュリアナ東京は91年オープンなので、ちょっと違うんですよね。女子高生のバブリーダンスも、そのあたりの時代考証が少々甘いような気がします」(週刊誌記者)

 とはいえ、荻野目がリバイバル中なのは事実。年末の『第68回NHK紅白歌合戦』へのサプライズ出場もあるのではないかといわれている。

「そもそも、紅組の一員として出場するのではないかという話がありましたが、結局落選。しかし、企画コーナーでの出演は十分あり得るでしょう」(テレビ局関係者)

 荻野目の出演の裏には、安室奈美恵の不出場が関係しているとの説も。

「荻野目と安室は、ライジングプロダクションの先輩後輩という仲。しかし、安室は2015年に独立し、ここでライジングと結構モメたわけです。そういう遺恨もあるので、2人が同じ年の紅白の目玉企画となることは考えにくい。ただ、安室の出場の可能性がかなり低い現状を考えると、結果的に荻野目に出番が回ってくる可能性が高まっているといえるかもしれません」(前出・テレビ局関係者)

 違和感も指摘される荻野目リバイバルだが、年末年始には、さらなる盛り上がりとなりそうだ。