Appleの最高執行責任者(COO)のジェフ・ウィリアムズ氏は、米メディアCNBCのインタビューで、米国内の先端技術を保有する企業への投資基金の総額は10億ドル(約1,131億円)にとどまらず、雇用創出のためにもさらなる投資を行なっていく姿勢を示しました。

VCSEL製造のFinisarに投資

Appleは13日、VCSEL(垂直共振器面発光レーザー)の製造を担うサプライヤーのFinisarに対して3億9千万ドル(約440億円)の投資を行なうことを公式サイトのブログ記事で発表しました。
 
VCSELは、iPhone XのTrueDepthカメラの構成部品の一つであり、Face IDなどの3Dセンシングを行なうのに欠かせない技術です。
 
Appleは、来年すべてのiPhoneモデルにTrueDepthカメラの搭載を予定しているとされ、現在2番目に大きなVCSELのサプライヤーであるFinisarの生産能力の拡大を図ったとみられています。

先端技術を有するメーカー向け基金は雇用創出が大きな目的

Appleの米国内における先端技術を保有する企業への投資基金設立は、雇用創出を大きな目的として見据え、行なわれたようです。
 
事実、Finisarがテキサス州シャーマンに700,000平方フィート(東京ドーム約1.4個分)の製造プラント購入したことは、500人の雇用創出につながるといわれています。
 
CNBCのインタビューでAppleのウィリアムズCOOは、「基金の上限は考えていない」と述べ、「米国内のメーカーが高度生産技術開発のため資金調達を必要とする場合、それを助けることが我々のイノベーションにつながる」と、これからも先端技術を保有する国内企業への投資を続けていく姿勢を示しました。
 
 
Source:CNBC
(lexi)