ボール回しの練習に参加するGK中村航輔

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 日本代表は14日、都内で練習を行い、16日のE-1選手権最終戦・韓国戦(味スタ)に向けて調整した。当初非公開の予定だったトレーニングは急きょ公開となり、過密日程を考慮して約1時間の軽めのメニュー。12日の中国戦(2-1)で右太腿を打撲したFW伊東純也(柏)は一部別メニューで調整した。

 引き分け以上で2大会ぶり2度目の優勝が決まる韓国戦。中国戦では9日の北朝鮮戦(1-0)から先発7人を入れ替えるなど、8日間で3試合を行う過密日程を総力戦で戦っている。北朝鮮戦で衝撃デビューを飾ったGK中村航輔(柏)も中国戦ではベンチに回り、GK東口順昭(G大阪)がゴールマウスを守った。

 韓国戦では再びメンバーの入れ替えが予想されるが、GKは中村の先発復帰が濃厚。年代別代表でも対戦してきたアジアのライバルとの一戦へ、「パワフルなチームというのは変わらない。そこは自分たちもパワーを持って臨みたい」と意気込んだ。

 今大会ではDF植田直通(鹿島)が初招集から3年越しで代表デビュー。中国戦が国際Aマッチ4試合目の出場だった東口も初招集からデビューまでには約4年を要した。今年6月が日本代表初招集だった中村は約半年でデビュー。「運もあると思う」と素直に語る22歳は「他の選手は(デビューまでに)苦しんで何かを得ている。自分もそれと同様に何かを得たい」と、今の状況にも決して過信することなく、冷静に自分と向き合っている。

「試合に出ることを目標にしていたので、そこは良かったけど、あと1試合ある。結果を求めてやっていきたい」。ビッグセーブを連発し、ハリルホジッチ監督にも「いい発見だった」と言わしめた北朝鮮戦に続く完封勝利で、日本に東アジアのタイトルをもたらすつもりだ。

(取材・文 西山紘平)


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