13日、中国で南京事件の犠牲者に祈りを捧げる追悼式典が行われたこの日、中国のネット上ではあるイラストが大きな注目を浴びた。

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2017年12月13日、中国で南京事件(1937年)の犠牲者に祈りを捧げる追悼式典が行われたこの日、中国のネット上ではあるイラストが大きな注目を浴びた。観察者網は「無数の人の涙を誘った」と伝えている。

中央に「1937−2017」の文字が入るこの白黒のイラストに描かれているのは、手を伸ばして向き合う2人の少女だ。「1937」の文字のある左側に描かれた少女は素足に破れた服という格好で、背景にあるのは日本軍に攻撃される南京の様子。もう一方の少女は現代の南京の街を背にしており、助けを求めるかのような表情を見せる左側の少女に「ひどく混乱した時代だったね。次に生まれてくる時は輝きに満ちた日々でありますように」と語りかけている。

記事によると、このイラストは昨年の犠牲者追悼日に合わせて作られたもので、当初は「1937−2016」だったが、あるネットユーザーが「2017」に加工したのだという。作者の男性は大量に寄せられる「イラストを使いたい」との問い合わせに、「著作権は全ての中国人のもの。直接使って構わない」と回答。「人々に歴史を深く心に刻みつけてほしい」というのがその理由だそうだ。(翻訳・編集/野谷)