公判のためソウル地裁入りする崔被告=14日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国・朴槿恵(パク・クネ)前政権で起こった国政介入事件の論告求刑公判が14日、ソウル中央地裁であり、検察は朴槿恵被告(収賄罪などで公判中)の長年の知人で同罪などに問われている崔順実(チェ・スンシル)被告(61)に対し懲役25年を求刑した。地裁は事件記録が膨大であることに加え、朴前大統領の裁判が並行して行われていることを勘案し、判決期日を6週間後の来年1月26日に指定した。昨年11月20日に崔被告を起訴してから432日で初めての司法の判断が下される。

 韓国の大法院(最高裁)は、法廷傍聴や撮影などに関する規則を8月1日付で改定し、一審と二審の判決公判のテレビ中継を認めることを決めており、国民の関心が高い崔被告の判決公判がテレビやインターネットを通じて中継される最初の事例になることが予想されている。

 裁判長が公共の利益にかなうと判断した場合、判決の中継が認められるため、国民の注目を集めている国政介入事件の当事者である崔被告の判決公判は許可されるとの見方が強い。

 ただ当事者である崔被告が拒否すれば実現しない可能性もある。朴前大統領らへの贈賄罪などに問われたサムスングループ経営トップのサムスン電子副会長、李在鎔(イ・ジェヨン)被告に対する判決公判では、中継を望む声が大きかったものの、裁判長は公開することによって得る公共の利益よりも不利益がより大きいと判断し、許可しなかった。

 李被告も中継を望まないとの意思を明らかにしていたため、国民の関心を理由に中継を強行した場合、人権侵害との指摘が出る可能性を懸念したためとみられる。

 崔被告も中継に否定的な立場を示すものとみられる。ただ被告が同意しなくても裁判長が公共の利益が優先されると判断した場合、判決の中継が認められる。

 地裁は同事件に関する国民の関心や重要性、報道陣の要請などを考慮し、中継を許可するかを最終的に判断することになる。