国際法曹協会(IBA)は12日、北朝鮮の政治犯収容所に関する報告書を発表し、北朝鮮の金正恩政権は「国際刑事裁判所に関するローマ規程」第7条に列記された11の「人道に対する犯罪」のうち10の罪を犯していると指摘した。資料写真。

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2017年12月13日、米ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトによると、英ロンドンに本部を置く世界各国の弁護士団体が加盟する国際組織「国際法曹協会(IBA)」は12日、北朝鮮の政治犯収容所に関する報告書を発表し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権は「国際刑事裁判所に関するローマ規程」第7条に列記された11の「人道に対する犯罪」のうち10の罪を犯していると指摘した。

報告書は、調査員による衛星写真の分析や脱北者らの証言を元に、北朝鮮当局が、「人道に対する犯罪」のうち、アパルトヘイト犯罪を除く、殺人、絶滅させる行為、奴隷化、住民の追放又は強制移送、拘禁、拷問、性的暴力、迫害、人の強制失踪、身体又は心身の健康に対して故意に重い苦痛を与え又は重大な傷害を加える非人道的な行為の10項目に該当する疑いがあると指摘し、「ナチスの強制収容所と同じように悪いか、おそらくさらに悪い」と結論付けた。

報告書によると、金日成(キム・イルソン)氏以降の70年近くの支配期間中に収容所で何十万人もの囚人が死亡し、現在も8万〜13万人が囚われていると推定されるという。(翻訳・編集/柳川)