13日、英字紙チャイナ・デイリーは「日本はドイツに学び、南京大虐殺について心から学ぶべきだ」とする中国在住米国人記者ランディー・ライト氏の文章を掲載した。写真は南京大虐殺紀念館。

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2017年12月13日、英字紙チャイナ・デイリーは「日本はドイツに学び、南京大虐殺について心から学ぶべきだ」とする中国在住米国人記者ランディー・ライト氏の文章を掲載した。

文章は「南京大虐殺は人類史上最も醜悪な事件の一つ。私は兵士になったことも、戦役に参加したこともないが、軍事に関する歴史書を長年読んできて、戦争の恐ろしさ、国の欲望、人間の残酷さ、平和のもろさ、命の価値を知った。逃避や曖昧化は、本当に起きた歴史を抽象的な概念に格下げさせる、意図的な忘却行為だ」とした。

そのうえで、「記憶することこそ治癒の始まりである。真相の苦しみが人類の魂を癒やす。それはかつての侵略者、例えば日本人にとってはなおのことだ。彼らは被害者に対して非人道的な暴行を働いたが、それを無視すれば彼ら自身の人間性も失われることになる。日本には深く反省することが苦手な人が一部にいるようだ。ここ数年の日本人による謝罪の声は本当の心から発せられたものではない。しかし、このようなうわべだけの謝罪で苦しみを消除することは難しい」と論じている。

そして、「日本は、1970年に雨の中でユダヤ人犠牲者記念碑の前にひざまずいたブラント元旧西ドイツ首相を見習うべきだ。『ドイツ人は、ナチスの民族主義が文明を崩壊させたことをはっきり認識している。この反人類的行為の責任はドイツにあり、われわれ自身の罪である』と語ったメルケル首相を見習うべきだ。日本による謝罪は、単に中国の心を癒やすだけでなく、日本が歴史の陰影から抜け出し、自らを浄化することにもなるのだ」と主張した。(翻訳・編集/川尻)