13日、南京事件の追悼式典で習近平国家主席が演説しなかったことに対し、日本では「日本への配慮か」との指摘が上がった。写真は中国外交部の陸慷報道官。

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2017年12月13日、南京事件の追悼式典で習近平(シー・ジンピン)国家主席が演説しなかったことに対し、日本では「日本への配慮か」との指摘が上がった。この件は中国外交部の定例記者会見でも取り上げられ、ネットユーザーの間からもさまざまな声が寄せられている。

中国は13日、4回目となる「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」を迎えた。習主席は江蘇省南京市にある南京大虐殺記念館で開かれた式典に3年ぶりに出席したが、演説はしなかった。日本メディアはこれを「日本に対する配慮か」と報道。中国外交部のこの日の定例記者会見では「式典の段取りには日本への配慮もあるのか」との質問が出され、陸慷(ルー・カン)報道官は兪正声(ユー・ジョンション)全国政治協商会議主席の演説が中国の主張を示していると説明した上で「中日関係の発展は歴史を鏡とすることが必須で、そうして初めて未来に向くことができる」と述べた。

一方、中国のネットユーザーからは「なぜ日本に配慮する必要が?」「大虐殺当時、日本は中日関係のことを考えただろうか」「靖国神社参拝は中国人のことを考えていないってこと」「もし日本人が中国との関係を考えるなら、歴史に正面から向き合うべき」などの意見が寄せられている。(翻訳・編集/野谷)