沖縄でまた米軍ヘリコプターの金属製窓が小学校の運動場に落下した。直撃は免れたものの、はねた小石が児童の腕に当たりケガをした。繰り返される米軍の事件事故に沖縄県民の怒りも限界にきつつある。

事故は沖縄・宜野湾市の米軍普天間飛行場に隣接する普天間第二小学校で起きた。

13日(2017年12月)午前10時10分ごろ、4年生と2年生の児童、計50人が運動場で体育の授業中、突然バンという音とともに粉塵が上がった。このとき飛び散った小石のようなものが、近くにいた4年生の男児の左腕に当たり軽いケガをした。

落下したのは金属製の枠でできた窓(長さ93センチ〜65センチの台形で重さは7.7キロ)で、米軍の大型輸送用のヘリ『CN53E』の物だった。

海上自衛隊出身の小原凡司・東京財団研究員によると、「落下した窓は、不時着事故を起こした時に窓を外してすぐ脱出できるようにわざと外れるように作られたもの」という。

相次ぐ米軍ヘリのトラブル

同型ヘリは10月11日に沖縄・東村高江で不時着炎上しており、先週7日(12月)にも普天間飛行場近くの保育園の屋根に同型ヘリの部品が落下したばかり。

駆け付けた翁長雄志県知事は「小学校の運動場のど真ん中に窓が突然落ちてくるというようなことは許されないことだ」と怒りをあらわにした。

国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンは「普天間飛行場の密集した周辺住宅地はもう限界。このままでは今後も事故は一定の確率でまた起きる」と懸念する。